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公園Chubu, 日本

国営アルプスあづみの公園

まずは一つの地区にしぼって、ゆっくり楽しみましょう。

このスポットについて

まずは一つの地区にしぼって、ゆっくり楽しみましょう。国営アルプスあづみの公園は、花畑や田園風景を楽しめる「堀金・穂高地区」と、森の中で遊べる「大町・松川地区」の、離れた二つの地区からなります。このガイドで紹介するのは堀金・穂高地区です。山麓にある国営公園で、中部山岳国立公園での登山とは別のお出かけとして計画できます。

初めてなら、中央口から田園文化ゾーンへ。段々に連なる池を水が流れ、花壇は季節ごとに表情を変えます。晴れた日には、テラスから常念岳を望めます。子どもに撮りたい花を選んでもらったり、水辺でひと休みしたり。すべての入口を巡ろうとせず、お弁当を広げる時間も取っておくと、ゆったり歩けます。

「あづみの学校」に立ち寄ると、目の前の風景をもう少し深く知ることができます。理科教室では地域の自然を紹介し、社会科教室では昭和30年代ごろの暮らしを再現しています。クラフトや食の体験も楽しみの一つ。ただし、体験を目当てにするなら、先に開催プログラムを確認しておきましょう。

棚田や里山の景色に興味があれば、時間を追加するか、別の日に里山文化ゾーンへ。復元された田畑や昔ながらの風景から、人の営みと生き物のすみかのつながりが見えてきます。大町・松川地区はさらに別の場所にあるため、そちらの森遊びも楽しむなら、地区間の移動手段を別に手配してください。 究極のフィールドガイドを持ち歩きましょう:Snappitアプリで鳥や植物、動物を識別できます。

公園が最初に開園したのは2004年7月です。堀金・穂高地区は、安曇野の田園風景を保全・復元し、地域の自然と文化を学べる場所として整備されました。公園と地域団体による生息環境の保全が続く里山文化ゾーンは、2025年9月30日に環境省の「自然共生サイト」に認定されています。

ここでできること

展望テラス、季節の花畑、池沿いの散策に、あづみの学校の見学を組み合わせましょう。ピクニックや年齢に合った遊具遊びを楽しんだら、残りの時間と体力に合わせて里山文化ゾーンへ。森で遊ぶことが一番の目的なら、大町・松川地区を別の日のお出かけ先にするのもよいでしょう。

季節の情報

里山文化ゾーンは11月1日から2月末まで閉園します。夏の水遊びは、案内された期間と指定の場所だけで楽しんでください。それ以外の池や水路は、眺めて楽しむ場所です。冬のイルミネーションには別の開催日程・開園時間があるため、出発前に最新のお知らせを確認しましょう。

アクセシビリティ

堀金・穂高地区のガイドセンターでは、車いす、ベビーカー、シルバーカー、杖を貸し出しています。貸出状況を確認のうえ、体力や移動方法に合う園路をスタッフに相談してください。テラスや園内には高低差があり、車いすの貸し出しがあっても、すべての園路を利用できるとは限りません。トイレの場所や、見たい展示への行き方も確認しておくと安心です。

見逃せないポイント

1

晴れた日に、水辺と花畑の向こうに望む常念岳

2

自然、ものづくり、昔の暮らしにふれられる「あづみの学校」

3

季節の花を眺めながら、のんびりピクニック

4

里山文化ゾーンの棚田と、生き物を守る取り組み

緑の木々に囲まれた石積みの水路を、水が低い段差を越えて流れる。園路との間には柵がある。

国営アルプスあづみの公園・堀金・穂高地区の、石積みに囲まれた水路。2019年5月撮影。

Alps Azumino National Government Park 05 - May 25, 2019.jpg — Sei F, CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0/). Source: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Alps_Azumino_National_Government_Park_05_-_May_25,_2019.jpg. Proportional reduction to at most 1200 pixels wide without upscaling; encoded as WebP quality 92, method 6. No crop, retouching, added text or colour correction. EXIF omitted. · Creative Commons

散策とルート

途中で短く切り上げられる、花畑と池の散策

中央口のガイドセンターで園内マップを受け取って出発。展望テラス、池、その時季の花畑を楽しみ、あづみの学校を見学してから同じ入口へ戻る組み合わせです。当日の案内板やスタッフの助言を頼りに園路を選びましょう。子どもが疲れてきたら、遠くの花畑は省いても十分楽しめます。

出発前にガイドセンターで、歩きやすい園路や高低差のある場所を教えてもらいましょう。こまめな休憩が必要なら、施設の近くを中心に回ると安心です。

途中で短く切り上げられる、花畑と池の散策

堀金・穂高地区で、ゆったり半日

みんなが元気なうちに花畑とテラスへ。その後、あづみの学校を見学し、昼食と遊びの時間を取りましょう。体験を予約しているなら、開始時刻を軸に散策を組み合わせます。地区間の移動に時間をかけず、もう一つの地区は別の日の楽しみに残しておくのもおすすめです。

体験・アクティビティ

花の写真を少しずつ集めよう

園路から見える花を、色や形が違うものを三つ選んで撮ってみましょう。秋は一重や花びらの多いコスモスを見比べて。近づいて撮るために花壇へ入らないでください。

あづみの学校でクラフト体験

自然素材を使うクラフトがあるか、当日のプログラムを確認しましょう。整理券や事前予約が必要な体験もあり、芸術教室は学校などの団体貸切になることもあります。2026年10月17〜18日は、別のガレット作りのプログラムが行われるため、通常のそば打ち体験はありません。

子どもが選ぶ、遊びの時間

マシュマロドームは小学生以下が対象で、小学生用と未就学児用のエリアに分かれています。掲示された年齢制限とスタッフの案内を守って楽しんでください。利用できる季節でも、天候によって休止することがあります。

棚田の風景を歩いてみよう

里山文化ゾーンでは、花壇とはひと味違う棚田や水車小屋の風景を楽しめます。季節の里の暮らしを体験してみたいなら、開催内容を問い合わせてみましょう。このゾーンは11〜2月の間、閉園する点にご注意ください。

あづみの学校をじっくり楽しむ

理科教室や社会科教室の展示を中心に、短めの滞在を楽しみましょう。プログラムに空きがあれば、クラフトを加えるのもよいですね。出発前に教室の貸切予定と展示のお知らせを確認してください。悪天候時は屋外遊具を利用できないことがあります。

動植物と生息環境

コスモス

秋の花壇では、園路から花の形の違いを見比べてみましょう。園芸用に植えられた花で、植栽内容や見頃は年によって変わります。

シロツメクサ

草地で、小さな淡い色の花の集まりと、3枚の小葉を探してみましょう。公園ではアカツメクサとともに確認されています。花は摘まず、訪れる虫を観察してみてください。

アカツメクサ

両方が咲いていたら、赤紫色の花の集まりをシロツメクサと比べてみましょう。虫が訪れていれば、小さな草むらでも大きな花壇に負けない観察の楽しみがあります。

ベニシジミ

花のそばで静かにひと休みしながら、小さなオレンジ色のチョウに目を向けてみてください。公園ではベニシジミが確認されています。植え込みの中まで追いかけず、今いる場所から撮影しましょう。

そっと観察してみよう

出会える花や虫は季節によって変わります。すべてを探し出そうとせず、散策中に気づくきっかけにしてください。通行できる園路を歩き、植物や動物には触れず、野生動物からは十分に距離を取りましょう。

歴史と発見

二つの地区を形づくった、二つの川

堀金・穂高地区は烏川がつくった扇状地の田園に、大町・松川地区は乳川がつくった扇状地の森林に位置しています。この地形や環境の違いが、二つの地区の雰囲気にもつながっています。

守り続けたい、里山のチョウ

公園では、瑠璃色のチョウ「オオルリシジミ」と、その食草である「クララ」の保全に取り組んでいます。生息環境の管理に加え、飼育・放蝶などの活動も行われています。園内の解説や季節の観察プログラムで、そのつながりを知ってみましょう。チョウや保護されている植物には触れずに見守ってください。

訪れる季節

春

チューリップを目当てに行くなら、最新の開花情報を確認しましょう。里山文化ゾーンは通常3月に再開しますが、屋外遊具や各体験の再開日はそれぞれ異なることがあります。

夏

指定の水遊び場が開いている日は、日差し対策と着替えを用意しましょう。暑さや雨が強い時間帯は屋内展示を楽しむ時間にして、天候に伴う利用休止の案内には従ってください。

秋

田園文化ゾーンでは、コスモスを眺めながらゆっくり過ごせます。2026年は9月下旬〜10月下旬が見頃の目安とされていますが、花の状態は天候によって変わります。午後ものんびりするなら羽織るものを持ち、運行日が限られるバスの予定も出発前に確認しておきましょう。

冬

田園文化ゾーンの開放されている場所を中心に計画し、当日の開園時間を確認してください。里山文化ゾーンは11〜2月に閉園します。イルミネーションを見に行くなら、最新の開催カレンダー、防寒着、帰りの移動手段を忘れずに。

アクセスと実用情報

中央口のガイドセンター

園内マップをもらったり、当日の状況や短めの散策コースを相談したりする、最初の立ち寄り先に。車いすなどの貸し出しがあり、建物内には赤ちゃん休憩所もあります。

食事と、ひと休み

好きなタイミングで昼食を取りたいなら、お弁当を持参しましょう。田園文化ゾーンにはレストランもあります。遅めの昼食を考えている場合は、到着時に営業時間を確認しておいてください。

あづみの学校の最新情報を確認

ヤマメの展示は、水温上昇の影響で2026年9月18日に休止が告知され、10月16日にもそのお知らせが掲載されていました。ヤマメを見ることが目的なら、最新情報を確認してください。芸術教室の団体貸切によって、当日参加のクラフトを利用できる時間が変わることもあります。

車で行く

目的地は堀金・穂高地区の中央口に設定しましょう。公園の案内では、長野自動車道の安曇野ICから約20分です。所要時間は道路状況によって変わります。駐車場は無料で、ナビを設定する前に入口を確認しておくと安心です。

電車とタクシーで行く

電車ならJR大糸線の豊科駅が便利です。そこから堀金・穂高地区までは、タクシーで約15分を見込んでください。所要時間は道路状況によって変わります。子ども連れや車いすなどを利用する場合は特に、帰りの迎車も手配しておきましょう。

公園行きバスの運行日は限定されています

2026年、穂高駅から公園へ向かうエンジョイバスのレッドラインが走るのは、5月2〜6日、7月25日〜8月23日、9月19〜23日だけです。エンジョイバス全体の運行期間は10月25日までですが、公園行きもその日まで走るわけではありません。バスを利用するなら、該当年の運行カレンダーと帰りの便を必ず確認してください。2026年10月の訪問には、別の移動手段を用意しましょう。

無理なく回れる計画を

ガイドセンターで自分に合う園路を相談し、利用しやすいトイレや休憩場所、各建物の入口を確認しましょう。車いすとベビーカーの無料貸し出しも便利ですが、利用できるか事前に確かめてください。展望テラスは、どの階まで無理なく行けるかスタッフに聞いておくと安心です。

出典と参考リンク

出会えるかもしれない野生動物

4

各カードは写真、特徴、豆知識が掲載された探索ページにリンクしています。

このスポットのスナップマップ

全体像から始めて、ズームインしてこのスポット周辺の個々の野生動物観察を探索しましょう。

マップを読み込み中…

訪問前に知っておきたいこと

目的地は公園名だけでなく「堀金・穂高地区 中央口」まで指定しましょう。二つの地区では、入口もアクセス経路も異なります。

公園に行くバスの運行日を、エンジョイバス全体の運行期間とは別に確認してください。公園を通るレッドラインは、全期間を通して走るわけではありません。

子どもがお腹をすかせたタイミングで休みたいなら、お弁当を持参すると便利です。園内への持ち込みはできます。

食の体験は事前に予約を。クラフトを楽しみに行く場合も、芸術教室の団体貸切予定を確認しておきましょう。

池や流れのある水路では、子どもから目を離さずに。水に入れるのは、スタッフが開放している指定の水遊び場だけです。

植物や昆虫はそのままにし、野生動物には餌を与えないでください。保全のために囲われた植え込みには入らないようにしましょう。

林のある場所を歩く前に、地域のクマ情報と入口のお知らせを確認してください。スタッフの指示に従い、食べ残しもすべて持ち帰りましょう。

当日中に再入園する予定があれば、いったん外に出る際にゲートで再入園券を受け取ってください。

よくある質問

はい。堀金・穂高地区と大町・松川地区は、一つの公園を構成する、離れた二つの地区です。隣り合うエリアを一周する感覚では回れないので、両方を訪れるなら移動手段を用意してください。
2026年10月16日に確認した当日券の料金は、大人(15歳以上)450円、65歳以上210円です。中学生以下は無料で、駐車場も無料です。各種減免の条件、必要な証明書、料金の変更については、公式の利用料金ページを確認してください。
堀金・穂高地区の通常の開園時間は、3〜10月が9:30〜17:00、11〜2月が9:30〜16:00です。原則として月曜日は休園ですが、祝日や指定の大型連休・夏休み期間には例外があります。12月31日と1月1日は休園です。イルミネーション期間中は開園時間などが変わることがあるため、訪問日のカレンダーを確認してください。
JR大糸線で近くの駅まで行き、そこからの移動手段を手配します。豊科駅からタクシーを利用する方法が便利です。穂高駅から公園へ向かうエンジョイバスは運行日が限られるので、秋の週末でも公園行きがあるとは限りません。
指定の水遊び場が正式に開放されているときだけ利用できます。開放期間は夏ごとに異なります。それ以外の池や水路、川を水遊び場として利用しないでください。
はい。展示や、当日参加できる屋内プログラムを楽しめます。ただし、教室の貸切予定は事前に確認しましょう。2026年10月16日現在、ヤマメの展示は9月18日のお知らせにより休止中です。ほかの展示も変更されることがあります。

このスポットの最近のスナップ

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