姿見の池周回コース
ロープウェイの姿見駅から、池や火山の景色を巡る山のコース。指定された道が通行でき、歩くのに適した状況の日に楽しみましょう。
凹凸や段差がある山道です。雪や氷で道が見えにくくなることがあります。
北海道の中央部に広がる大雪山国立公園は、森林、湿原、火山の峰々を抱く大きな山岳地帯です。初めて訪れるなら旭岳温泉を拠点に、ビジターセンターとロープウェイの上にある姿見の池周辺に絞ると、一日を組み立てやすくなります。山頂を目指したり、離れた登山口をいくつも巡ったりしなくても、この山ならではの魅力に触れられます。
最初に立ち寄りたいのは、ロープウェイ山麓駅のそばにある旭岳ビジターセンター。山の模型で地形をつかみ、生きものの展示や映像で、外で出会う小さな自然にも目を向けてみましょう。上川アイヌをはじめ、この山と地域の人々との関わりを伝える展示もあります。どこまで歩くかを決める前に、その日の登山道、見通し、ヒグマの情報をスタッフに確認してください。歩き慣れた人にも大切なひと手間です。朝に出発した町と山の上とでは、状況が大きく違うことがあります。
ロープウェイに約10分乗ると、標高約1,600メートルの姿見駅に到着します。標高2,291メートルの旭岳山頂は、まだずっと上です。晴れた日の見どころは、低く茂る緑や小さな池、その上にそびえる黒く荒々しい火山の斜面、噴気孔から立ち上る白い噴気の対比。水面が穏やかなときには、姿見の池に山の姿が映ります。景色は決められた道から眺めましょう。目に見える噴気は、ここが活火山であることも伝えています。
周回路が通行でき、歩行に支障のある雪や氷がない日は、姿見の池を巡る散策が一番の楽しみになります。運営者の案内では一周約1.7キロメートル。池のそばで立ち止まり、急がず戻れるよう時間に余裕を持ちましょう。舗装路の散歩とは異なり、足元の凹凸や段差がある山道です。こうした道を歩ける子どもなら楽しめるでしょうが、距離の短さよりも、その日の天候、本人の体力、大人の山歩きへの備えが大切です。途中で引き返しても、十分にいい一日になります。
ゆっくり歩くと、高山植物の姿もよく見えてきます。英語でAleutian avensとも呼ばれるチングルマは、草花のように見えて、実は小さな木の仲間。花のあとには羽毛のような果穂ができ、やがて葉が赤く色づきます。旭岳周辺にはコケモモも生育しています。道から観察し、花や実、石はそのままに。家族で楽しむなら、採集したり種類を数え尽くそうとしたりせず、植物の形や色を見比べてみてください。
野生の生きものには、それぞれの暮らしがあります。姿見の池や旭岳温泉周辺ではギンザンマシコが、温泉周辺の森ではクマゲラが知られています。双眼鏡があれば持参し、出会えたときも距離を保って眺めましょう。この一帯やアクセス道路周辺にはヒグマもいるため、短い滞在でもヒグマへの備えは欠かせません。山の上の道を歩くのが難しい日は、館内の展示をじっくり楽しみ、屋外はまたの機会に。その日に出会った山の状況に合わせることが、充実した一日につながります。 このスポットのインタラクティブなフィールドガイドを解除:Snappitアプリを入手して外出先で自然を識別しましょう。
大雪山が国立公園に指定されたのは1934年12月4日です。ただし、この土地の歴史は公園指定だけで始まったものではありません。旭岳ビジターセンターでは、上川アイヌや、その後の地域の人々と山との関わりを紹介しています。現在の建物は2019年6月に開館しました。屋外へ出る前に、こうした展示にも少し時間を。景色を眺める一日に、人々の物語が加わります。
まずビジターセンターでスタッフと歩く範囲を相談し、乗車券を買う前にロープウェイの最終下り時刻を確認しましょう。雪がなく、歩くのに適した状況なら上へ向かい、標識に沿って姿見の池の周回路へ。池で立ち止まり、道から噴気を眺め、山並みだけでなく高山植物にも目を向けてみてください。周回が難しければ、スタッフが安全に利用できると案内した範囲にとどまるか、館内の展示を楽しみましょう。旭岳山頂、裾合平、長距離の縦走には別途登山計画が必要で、この短い滞在には含めません。
夏の周回路が、一年中気軽に歩けるわけではありません。残雪で道が隠れたり、秋の雪や氷で段差が危険になったりします。2026年10月3日、ビジターセンターは前日の降雪で姿見周辺の道の一部が凍結し、雪で道が見えにくくなったことと、山頂へは冬山登山の装備が必要なことを伝えました。月だけを目安に歩けると判断せず、最新の情報を確認してください。2026年10月16日に確認した運行カレンダーでは、ロープウェイは同年11月16日から12月10日まで運休予定でした。冬は別の計画と適切な装備が必要です。ガイド付きの体験について相談してみましょう。山麓駅周辺では、2026年6月11日の案内で勇駒別園地の木道の一部が通行止めとなり、一周できなくなっています。利用前に、再開しているかをスタッフに確認してください。
ビジターセンターでは、障がい者用駐車スペース、多目的トイレ、コミュニケーション支援ボード、手動車いすの貸し出しを案内しています。入口や利用したい設備について、スタッフに相談してください。姿見の池の周回路には凹凸や段差があるため、車いすやベビーカーで段差なく巡れるコースとして計画することはできません。ロープウェイの乗降時の介助、車いすの寸法、姿見駅周辺での移動については、出発前に運営者へ確認しましょう。66番のバスについても、車いす対応車両が運行する便を事前に確認するよう、バス会社が案内しています。
旭岳の火山の斜面を見上げる姿見の池
決められた道から眺める白い噴気
雪解けから秋まで姿を変える小さな高山植物
山の自然と人の歴史を身近に感じられるビジターセンター

旭岳を背にした姿見の池と、火山の斜面から立ち上る噴気。2014年7月24日に撮影された夏の写真で、現在の登山道や火山の状況を示すものではありません。
140724 Asahi-dake and Sugatami-no-ike Hokkaido Japan01bs3.jpg — 663highland, CC BY 2.5 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.5/). Source: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:140724_Asahi-dake_and_Sugatami-no-ike_Hokkaido_Japan01bs3.jpg. Resized and recompressed as WebP; no crop or retouching. · Creative Commons
ロープウェイの姿見駅から、池や火山の景色を巡る山のコース。指定された道が通行でき、歩くのに適した状況の日に楽しみましょう。
凹凸や段差がある山道です。雪や氷で道が見えにくくなることがあります。
古い地図を頼りに一周しようとしないでください。ビジターセンターの2026年6月11日の案内では、木道の一部が通行止めとなり、利用できる区間へはロープウェイ側から入るよう案内されています。その日に歩ける短い区間があるか、スタッフに確認しましょう。
ビジターセンターで、その日の状況を確認するところから始めましょう。
帰りのロープウェイとバスを確認し、参加者に無理のない状況なら上へ向かいます。
通行できる姿見の池の周回路をゆっくり歩くか、スタッフが案内する短いコースを選びましょう。
時間に十分な余裕を持って下り、出発前にひと休みしましょう。
ビジターセンターの開館を確認し、模型、展示、映像をじっくり楽しみましょう。
周辺で無理なく楽しめる屋外の場所があるか尋ねてみてください。なければ館内で過ごし、池はまたの機会にしましょう。
ビジターセンターの模型、生きものの展示、映像を見て、外で注目したいものを一つ選んでみましょう。最近の登山道の変化もスタッフに聞いておくと安心です。
通行でき、歩くのに適した道から、光や風で変わる水面と、その向こうの火山の斜面を眺めてみましょう。道を外れず、噴気孔には近づかないでください。
地面近くの葉、花、果穂の形を、触ったり採ったりせず見比べてみましょう。子どもと一緒に、道から見えるものをスケッチするのも楽しみ方の一つ。すべての名前を調べる必要はありません。
通行が認められた道から双眼鏡で観察しましょう。森のクマゲラと、山の上のエリアでも見られるギンザンマシコの違いにも注目。巣に近づいたり、餌でおびき寄せたりしてはいけません。
ビジターセンターが開いていれば、展示や映像をゆっくり楽しみましょう。悪天候でロープウェイが運休したときに、予定していなかった登山へ切り替えることは避けてください。
姿見の池や旭岳温泉周辺で出会う可能性のある鳥です。オスは赤みがあり、メスは黄褐色の色合い。道から静かに観察し、鳥のほうへ距離を詰めないようにしましょう。
旭岳周辺に生育する小さな常緑の低木です。葉や、季節によっては赤い実に目を向けてみましょう。実を摘んだり、道を外れたりせずに観察してください。
旭岳温泉周辺の森にすむ、黒い羽と頭の赤い部分が特徴の鳥です。姿より先に音で気づくこともあるでしょう。巣穴には近づかず、森の中まで追いかけないでください。
道路の近くを含め、この一帯にはヒグマが生息しています。最近の情報を聞き、規制に従い、撮影のために近づくことは絶対に避けてください。
季節に合わせて、花、羽毛のような果穂、紅葉を探してみましょう。道を外れずに、小さな植物が季節とともに姿を変える様子を楽しめます。
ロープウェイで上がっても、旭岳山頂はさらに約700メートル上にあります。その高さを登らなくても、池の周辺から山の景色を楽しめます。
チングルマは草花のように見えますが、背の低い木の仲間です。花が終わったあとも、羽毛のような果穂が観察の楽しみになります。
ビジターセンターの人々の歴史に関する展示では、上川アイヌと大雪山との関わりも紹介しています。
花が見えていても、すべての道で雪が解けているとは限りません。駅を出発する前に残雪の状況を確認しましょう。
歩く計画の目安は7月と8月ですが、この時期も雨具や防寒着が必要です。
紅葉の時期にも凍結する寒さになることがあります。池を一周すると決める前に、最新の状況を確認してください。
冬は別の計画を立て、適切な装備で楽しみましょう。雪に覆われた山の上は、夏の散策路と景色だけが違うわけではありません。
案内窓口、展示、映像、休憩スペース、トイレがあります。案内されている開館時間は09:00〜17:00で、年末年始は休館です。休館日の最新のお知らせを確認してください。
山麓駅と姿見駅のトイレは、ロープウェイの営業に合わせて利用できます。レストランと売店は山麓駅にあります。食事を提供する時間は別途確認してください。
2026年10月16日に確認したバス会社の時刻表では、1日4往復です。旭岳へ向かう便の所要時間は、旭川駅から1時間48分、旭川空港から1時間3分。出発前に往復とも確認し、時間に余裕を持たせましょう。
山道の状況や秋の混雑を見込んで、時間に余裕を持ちましょう。ビジターセンターとロープウェイの駐車場では、季節ごとの料金設定が異なります。利用する駐車場の案内を確認し、車中泊は計画しないでください。
必要な介助や、利用に関わる寸法について、ビジターセンターに相談してください。
池を巡る道には段差や凹凸があります。ロープウェイへの乗降や姿見駅周辺での移動は、出発前に運営者へ確認してください。
車いす対応車両がどの便で運行するか、バス会社の共栄営業所に電話で確認してください。
各カードは写真、特徴、豆知識が掲載された探索ページにリンクしています。
全体像から始めて、ズームインしてこのスポット周辺の個々の野生動物観察を探索しましょう。
出発前に山の天気予報、最新の登山道情報、ヒグマ情報、気象庁の大雪山の火山情報を確認し、現地に着いてからも改めて尋ねましょう。
しっかりした靴を履き、雨具、防寒着、水、食料を携行してください。姿見駅には飲料水の補給設備がないので、山麓で補給しておきましょう。
ロープウェイの最終下りと帰りのバスに余裕を持って間に合うよう、引き返す時刻を決めておきましょう。強風や雷でロープウェイが運休することもあります。
決められた道やロープの内側を歩きましょう。噴気孔に近づく、通行止め区間に入る、植物を採る、撮影のために植生へ踏み込むといったことは避けてください。
ヒグマが生息する場所では、グループで離れずに行動し、現地で推奨される装備を携行して使い方も把握しておきましょう。ヒグマを見かけたら走ったり近づいたりせず、落ち着いて離れ、安全を確保してから知らせてください。
散策前にビジターセンターかロープウェイの駅でトイレを済ませ、ごみや食べ残しはすべて持ち帰りましょう。
山の上へ向かう前に、帰りの交通を確認しておきましょう。66番のバスは本数が限られ、到着便の飛行機を待って発車するわけではありません。
撮影中も道を外れず、ほかの歩行者が通れるようにしましょう。野生動物に餌を与えたり触れたりせず、近づく代わりに双眼鏡やズームレンズを使ってください。
新しい観察が追加されると、最近のスナップがここに表示されます。
Maryland, US
ここで見られるかも オジロジカ、トウブハイイロリス、ショウジョウコウカンチョウ.
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District of Columbia, US
ここで見られるかも トウブハイイロリス、カモ、イエスズメ.
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Illinois, US
ここで見られるかも コマツグミ、カナダガン、イエスズメ.
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Virginia, US
ここで見られるかも マダラヤナギウンカ、ショウジョウコウカンチョウ、トウブハイイロリス.
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発見を持ち帰ろう
見つけた動植物を撮影して調べ、冒険の記録をコレクションに残せます。