クスノキの森を目的地に
立花口の案内標識がある登山道入口から、立花山ルートを進みます。城の石垣を巡る周回路ではなく、クスノキの森や大クスを示す案内に従って枝道へ。大クスを眺めたら、来た道を戻りましょう。標識が分からなくなったら近道を探さず、最後に道が確認できた分岐まで引き返してください。
登り坂や木製の段差、自然のままの不ぞろいな路面があります。早めに引き返せば距離は短くなりますが、段差のない道になるわけではありません。
立花山では、ときどき足を止めて見上げてみてください。太い幹から大きな枝が広がり、その間を小さな木々が埋めています。クスノキの枝葉の下で過ごすひと休みが、散策でいちばん印象に残る時間になるかもしれません。森を楽しめたら、山頂まで行かずに引き返すのもよい選択です。
ここは、福岡・佐賀・長崎の海岸や島々に広がる玄海国定公園の、内陸にある一角です。立花山は新宮町・久山町・福岡市の境に位置します。森は公園の保護区域に含まれますが、麓の集落の道や駐車場、カフェはそこへ向かうための拠点。ひとつの入口から入る、整備された都市公園とは趣が違います。
新宮町側の立花口から、案内標識に従って立花山ルートを登り、クスノキの森へ分かれる道を目指します。名高い「立花山大クス」は、それだけで歩く目的になる木です。写真のために根元へ入り込むより、道の上で少し離れて周りの森と一緒に眺めると、枝の広がりがよく分かります。
ただし、巨木を見る道も山道です。着くまでには急な登りや段差、足元の不ぞろいな場所があります。標高367メートルの山頂へは、さらに登りが続き、晴れた日には街並みの向こうに博多湾を望めます。余力があれば立ち寄るのもよいですが、山頂に立たなくてもクスノキの森を訪ねる一日は十分に楽しめます。 あの鳥や虫は何だろうと思ったら、Snappit自然アプリを使って訪問中に調べてみましょう。
立花山には、立花道雪をはじめ立花氏にゆかりのある山城がありました。今も残る城の跡は、眼下の現代の街並みよりはるかに古い歴史を伝えます。クスノキの森は1928年に天然記念物、1955年に特別天然記念物に指定されました。玄海国定公園の指定は、その翌年の1956年です。
クスノキの森をゆっくり往復し、大クスのそばでは道から眺められる場所でひと休み。頭上の枝葉と、その下に育つ低木を見比べてから立花口へ戻りましょう。山頂への登りを加えるのは、全員に余力があるときだけに。
春は新緑、秋は常緑樹の間に色づく木々を楽しめます。夏は日陰でも暑さと湿気で登りがこたえることがあります。冬は日照時間に合わせて短めに計画し、道が凍っていれば延期しましょう。
森や大クスへ向かう道には、登り坂、段差、歩きにくい路面があります。車いすやベビーカーでの散策には向きません。麓の施設を中心に訪ねる場合も、入口の段差や坂道、利用できる多目的トイレについて事前に問い合わせてください。
大きく枝を広げる立花山の大クス
古木の下に小さな常緑の植物が育つ、保護された森
余力があれば、山頂から博多湾方面を眺めるひととき
登山道の麓にある、古民家を再生した「こみんかみかん」での休憩

立花山の森の道沿いで、大きく枝を広げる木々。2018年2月撮影。
View on Mount Tachibanayama 12.jpg — そらみみ, CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/). Source: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:View_on_Mount_Tachibanayama_12.jpg. Proportionally resized to a maximum 2000-pixel long edge without upscaling; recompressed as WebP quality 92, method 6. No crop, retouching, added text or colour changes. EXIF omitted. · Creative Commons
立花口の案内標識がある登山道入口から、立花山ルートを進みます。城の石垣を巡る周回路ではなく、クスノキの森や大クスを示す案内に従って枝道へ。大クスを眺めたら、来た道を戻りましょう。標識が分からなくなったら近道を探さず、最後に道が確認できた分岐まで引き返してください。
登り坂や木製の段差、自然のままの不ぞろいな路面があります。早めに引き返せば距離は短くなりますが、段差のない道になるわけではありません。
森の枝道から立花山ルートへ戻ったら、山頂まで登るかどうかを決めましょう。晴れていれば、木々に囲まれた景色から一転、湾や街並みが広がります。下山は出発した立花口へ。三日月山や下原、ほかの峰へ向かう道は、予定していた到着地点から離れてしまいます。
山頂を加えると、足場の不ぞろいな山道をさらに登り下りします。パンフレットで近く見えるからという理由だけで進まないようにしましょう。
徒歩と休憩で2〜3時間。移動時間は別。
帰りの交通手段を決めてから立花口へ。登山道の案内を確認し、トイレを済ませます。
立花山ルートをゆっくり登り、案内に従ってクスノキの森への枝道へ進みます。思ったより歩きにくければ、早めに切り上げましょう。
道の上から大クスをじっくり眺め、同じ道で戻ります。
開いていれば、帰りのバスや車に乗る前に「こみんかみかん」でひと休み。
全体で3〜4時間。移動時間は別。
少し長めの行程に備えて持ち物を整え、日没までに余裕のある時間に出発します。
森の枝道を訪ねて立花山ルートへ戻り、さらに登るかどうかを全員で決めます。
天候や体力に無理がなければ山頂へ。帰りのバスや駐車場の閉門時刻も忘れずに。
別の登山口へ下りず、来た道を立花口へ戻ります。
安全に立てる場所を選び、3本の木の幹や枝ぶりを比べてみましょう。低い位置で枝分かれする木、まっすぐ伸びる木、横に大きく広がる木はありますか。簡単にスケッチすると、自然と歩くペースもゆっくりになります。
一緒に歩く人と1分ほど静かにしてみましょう。頭の上、地面の近く、森の向こうから、どんな音が聞こえるでしょうか。通行の邪魔にならない場所で行い、鳥の声を再生して動物を呼び寄せるのは控えてください。
山頂が晴れていて全員に余力があれば、眼下に広がる街と身近な森を見比べてみましょう。雲が出ていたり足が疲れていたりするなら、森を楽しめたところで引き返して大丈夫です。
路面が湿っている程度で、安全に移動できるなら、開館している「こみんかみかん」で地域の歴史に触れ、飲み物を楽しむ短い訪問に切り替えるのもよいでしょう。カフェの営業は先に確認してください。森まで登る必要はありません。
大雨や強風の日は、宿の近くなどで屋内の予定を選びましょう。風雨を受けやすい玄海の海岸も、森の代わりに安心して行ける悪天候向けの場所ではありません。天候と登山道の状況がよくなってから訪ねましょう。
太い幹から枝葉の先へ目を向け、摘まずに見られる低い位置の葉も観察してみましょう。クスノキの葉には目立つ3本の葉脈があります。近くのクスノキ科の木も似ていることがあるので、ひとつの特徴だけで決めず、樹名板も確かめてください。
高い木々の下にはアオキが育っています。幅広い葉が向かい合ってつき、葉の上半分の縁に粗いギザギザがあります。茂みには入り込まず、この低い層と頭上の枝葉を見比べてみましょう。
この森の下層にはヤブツバキも育っています。赤い花があれば見分ける手がかりになりますが、花のない時期は緑の葉にも目を向けてみてください。落ちた花も持ち帰らず、その場に残しましょう。
この散策の主役は木々です。植物は道から観察し、鳥やほかの動物は自然に姿を見せたときに楽しみましょう。何かを採集するより、森の小さな違いに気づく時間にしてみてください。
森では長袖・長ズボンを着用し、歩いた後は衣服や肌にマダニが付いていないか確認してください。足元の見えない草むらには入らず、ハチがいたら手で払わずに静かに離れましょう。イノシシに出会ったら距離を取り、大声を出したり子どものイノシシに近づいたりせず、落ち着いて後退してください。食べ物は絶対に残さないでください。
林野庁の紹介では、立花山大クスは樹高約30メートル、幹周り7.85メートル、推定樹齢300年以上とされています。大クスだけでなく、周りの森にもゆっくり目を向けてみてください。
福岡県の解説には、クスノキの下に育つ低木やつる植物、シダ類が挙げられ、踏みつけが森への脅威とされています。道から外れないことは、巨木の根だけでなく、小さな植物を守ることにもつながります。
海岸の景色で知られる玄海国定公園ですが、立花山のクスノキの森もその一部です。山頂から眺めれば、森と海辺のつながりが見えてきます。一日で両方を回らなくても、その広がりを感じられます。
常緑の森に、明るい新葉が加わる季節です。雨のない日を選び、若葉は摘まずに眺めましょう。花の時期には幅があるので、森そのものを目当てに出かけると楽しめます。
木陰でも蒸し暑さはあります。飲み水を十分に用意し、こまめに休憩して、つらそうな人がいれば短い行程に切り替えましょう。大雨や雷雨、強風の予報なら延期し、荒天の後は登山道の被害も確認してください。
緑を保つクスノキの間で、ほかの木々の色づきを楽しめます。落ち葉の上は足元に注意し、ハチの巣には近づかないでください。明るいうちに余裕を持って戻れる時刻を決めておきましょう。
常緑樹の枝葉に包まれる森の雰囲気は、冬にも味わえます。防寒着を持ち、日が短い分、行程も控えめに。霜や凍結で足元が不安なら、登山は別の日にしましょう。
新宮町おもてなし協会の案内では、六所神社の駐車場と、登山者用駐車場から登山道入口へ少し進んだ場所にトイレがあります。登り始める前に利用し、山中で次のトイレを探す計画にはしないでください。
立花口の古民家を再生した施設で、地域の情報を集めたり休憩したりするのに便利です。現在の案内では9:00〜17:00、水曜日と年末年始が休みです。飲食を予定するなら、その日の開館とカフェの営業を事前に確認してください。電話は092-405-0808です。
登る前に町のパンフレットを入手するか、保存しておきましょう。地図には番号付きのレスキューポイントが示されています。救助が必要なときは119番へ通報し、安全に確認できるなら近くの標識の番号を伝えてください。登山口の貸出用の杖が必ず使えるとは限らないので、必要な装備は自分で用意しましょう。
JR福工大前駅または西鉄新宮駅から、山らいず線の佐屋方面行き(行先番号4)に乗り、「立花小学校前」で下車します。登山道入口までは集落の道を歩いて約20分を見込みましょう。帰りの西鉄新宮駅方面は行先番号3です。公表されている運賃は、同路線の1乗車につき一律100円です。
マリンクスは2026年10月17日にダイヤが変わります。この日以降に訪れる場合は、町の告知から改正後の時刻表を開き、平日・土曜日・日曜祝日の該当する欄を確認してください。往復とも先に調べ、下山後に都合よくバスが来るとは考えないようにしましょう。
立花口の案内標識に従って、立花山登山者用駐車場を目指します。車を離れる前に、利用する駐車場の掲示を確認してください。「こみんかみかん」の現在の案内には、第一・第二駐車場は9:30〜17:00、水曜日閉鎖、閉門後の開錠はしないとあります。自分が停める駐車場にどの条件が適用されるか確認しましょう。集落の道は狭い場所があります。
段差のない森の散策が目的なら、別のお出かけ先を選びましょう。ここの大クスへは、歩きにくい登り道を通る必要があります。「こみんかみかん」や集落を訪ねる場合は、入口の段差、駐車場、トイレについて出発前に施設へ問い合わせてください。
マリンクスの車両はノンステップバスと案内されています。ただし、バス停からの坂道や、その先の登山道が歩きやすくなるわけではありません。乗降のサポートが必要な場合は運行会社へ相談し、バス停から麓の施設までも時間に余裕を持たせましょう。
登りと同じくらい、下りにも注意が必要です。歩幅を小さくし、安定した場所で休憩しながら、全員に帰りの体力があるうちに引き返しましょう。登り始めの道でも、その先へ進むか判断できます。
各カードは写真、特徴、豆知識が掲載された探索ページにリンクしています。
全体像から始めて、ズームインしてこのスポット周辺の個々の野生動物観察を探索しましょう。
石垣ルートは計画に入れないでください。2026年10月16日の確認時点で、公式観光ページには土砂崩れによる通行止めの案内が掲載されています。規制に従い、歩き始める前に立花山ルートの状況も確認しましょう。
町の登山パンフレットを保存しておくと便利です。ただし、古い地図に道が描かれていても、現地の新しい通行止め表示を優先してください。
滑りにくい靴を履き、飲み水、軽食、雨具、充電した携帯電話を持参しましょう。帰りの下りにも体力を残しておくことが大切です。
登る前に麓のトイレを済ませ、飲み水は持参してください。パンフレットに水場の印があっても、処理された飲料水があるとは限りません。
写真は道の上から撮りましょう。地表に出た根を踏まず、葉や樹皮、花、キノコなどはそのままに。
歩き始める前に帰りのバスを決めておきましょう。マリンクスは2026年10月17日にダイヤ改正があります。
車を離れる前に、利用する駐車場の閉鎖時刻を確認してください。集落の道をふさぐ駐車は避け、閉門後に開けてもらえるとは考えないようにしましょう。
新しい観察が追加されると、最近のスナップがここに表示されます。
Maryland, US
ここで見られるかも オジロジカ、トウブハイイロリス、ショウジョウコウカンチョウ.
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District of Columbia, US
ここで見られるかも トウブハイイロリス、カモ、イエスズメ.
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Illinois, US
ここで見られるかも コマツグミ、カナダガン、イエスズメ.
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Virginia, US
ここで見られるかも マダラヤナギウンカ、ショウジョウコウカンチョウ、トウブハイイロリス.
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見つけた動植物を撮影して調べ、冒険の記録をコレクションに残せます。