まず館内へ。天候がよければ岬も散策
駐車場側の入口から「風の館」へ。展望エリアと展示を楽しんでから、屋外が同行者にとって無理のない状況かスタッフに相談しましょう。岬では案内表示のある道を利用し、快適に歩ける範囲で折り返して見学エリアへ戻ってください。
館内にエレベーターがあっても、経路のすべてに段差がないとは限りません。屋外では風を直接受け、段差や勾配もあるため、一人ひとりの状況に合わせて判断してください。
襟裳岬に着いたら、まずは陸地の形に目を向けてみましょう。岬は先に向かって細くなり、その先には太平洋へと岩礁が連なっています。北海道を長く貫く日高山脈の終わりを、目でたどれる場所です。最初に襟裳岬「風の館」に立ち寄り、その日の天候を見ながら、外をどれくらい歩くか決めるとよいでしょう。先端を目指して急ぐより、いくつかの眺めをゆっくり楽しみ、望遠鏡をのぞく時間をとるのがおすすめです。
ここで紹介するのは、広大な国立公園の海辺を気軽に訪ねる過ごし方です。日高山脈襟裳十勝国立公園は2024年6月25日に指定され、山から海へ、南北約140キロメートルにわたる景観が広がっています。奥深い山岳地帯を訪ねるには、別の旅の準備が必要です。それでも、山に登らずに触れられる公園の魅力はあります。断崖、岩礁、海へと続く地形が、ここでは目の前に広がっています。
灯台の隣にある「風の館」は、周囲の景観になじみ、灯台の光を遮らないよう、地中に埋まるような形に設計されています。館内なら、景色を落ち着いて眺められます。展望室の窓辺に座り、岩礁に沿って目を向け、望遠鏡などで動くものを探してみましょう。子ども連れや、風の強い屋外で立ち続けるのがつらい方にも、屋内からの眺めはうれしい選択肢です。
この眺めに楽しみを添えてくれるのが、野生のゼニガタアザラシです。沖の岩礁は、飼育施設ではなく、アザラシたちが休息し、子育てをする場所。海岸全体を急いで見渡すより、一か所をじっくり観察してみてください。岩に上がった姿が見えることもありますが、霧や海の状態、アザラシの動きによっては、はっきり見つけられないこともあります。実際の姿が見えにくい日でも、館内の展示や録画映像を楽しめます。
窓からの眺めだけでなく、展示にも時間をとりましょう。地域の風やアザラシ、漁業のまちの暮らしがつながって見えてきます。映像では水中のアザラシや、昆布漁、サケ漁も紹介されています。人工的に起こした強風を体験するコーナーでは、岬の風を体で感じられますが、参加は無理のない範囲で。静かに楽しみたい家族には、用意された自然素材を使う工作体験がその日できるか聞いてみたり、一緒にアザラシクイズに挑戦したりするのもよいでしょう。
外での散策は、天候に合わせて柔軟に。歩きやすい状況なら、案内表示に従って岬の展望場所へ進み、見学できるエリアから白い灯台を眺めてみましょう。岬の両側で海の表情が違って見えることもあり、沖へ続く岩礁は、ゆっくり見ておきたい景色です。風で歩くのがつらくなったら館内に戻るか、その日の見学を切り上げてください。波打ち際へ近づいたり、岩によじ登ったりしなくても、この海岸の魅力は十分に感じられます。 あの生き物の名前を知りたいですか?Snappitアプリを使って、見つけた動物を何でも識別しましょう。
国立公園に指定されたのは2024年6月25日ですが、岬の文化的な大切さは、はるか以前から受け継がれています。襟裳岬は、アイヌの人々にとって精神文化上重要な場所であることから、2010年に国の名勝「ピリカ・ノカ」の一部に指定されました。景色を楽しむ場所であるとともに、深い意味を持つ場所として訪ねたい岬です。 周辺のえりもの海岸には、自然を回復させてきた歴史もあります。伐採や放牧によって荒廃した土地で、地域の人々に支えられた緑化事業が1953年に始まりました。「風の館」では、この取り組みを展示で紹介しています。再生した海岸林は周辺地域に広がっていますが、ここで紹介する短い岬の見学に森林散策は含まれません。
まずは「風の館」でその日の状況を聞き、展望窓から景色を眺めてから、風や生き物の展示を巡りましょう。強風体験は、同行する人たちに無理がない場合に。天候が穏やかなら、案内表示のある岬の道を少し歩き、灯台の外観も眺められます。歩くのが難しい日は、館内だけで楽しむ予定にしましょう。
春はアザラシの出産の季節。展望室からなら、動物に近づかずに観察できます。夏でも水平線がくっきり見えるとは限らず、霧もこの海岸らしい気候のひとつです。9〜11月の開館時間は、5〜8月より短くなります。通常は12〜2月が休館で、元日の特別開館が別に案内されています。通常の開館期間中でも、荒天によって臨時休館することがあります。
「風の館」にはエレベーターと障がい者等用駐車場があり、貸出用の車いすは2台と案内されています。一方、入口までの道や敷地・館内には段差があり、トイレまでの経路にも段差と勾配があります。すべてを段差なく移動できるとは考えず、01466-3-1133へ電話して、入口、エレベーターを使う経路、トイレ、利用したい展望場所について相談してください。屋外の岬の道は、風を直接受ける別の散策場所です。車いすやベビーカーで進む前に、利用できるか確認しましょう。
沖の岩礁へと続く、日高の山から海への風景
館内の展望エリアから探す野生のゼニガタアザラシ
風の展示と、希望者が参加できる風速25 m/sの人工強風体験
天候に合わせた短い岬の散策と、灯台の外観

襟裳岬の先端へ向かう道や階段からは、沖へ連なる岩礁を見渡せます。陸地が太平洋へと続いていく様子が伝わる景色です。2013年9月8日撮影。
2013-09-08 Cape Erimo.jpg — A_CUVE, CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0/). Source: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:2013-09-08_Cape_Erimo.jpg. Resized and recompressed as WebP; no crop or retouching. · Creative Commons 1 · Creative Commons 2
駐車場側の入口から「風の館」へ。展望エリアと展示を楽しんでから、屋外が同行者にとって無理のない状況かスタッフに相談しましょう。岬では案内表示のある道を利用し、快適に歩ける範囲で折り返して見学エリアへ戻ってください。
館内にエレベーターがあっても、経路のすべてに段差がないとは限りません。屋外では風を直接受け、段差や勾配もあるため、一人ひとりの状況に合わせて判断してください。
岬の散策を加えず、展望室、風の展示、クイズ、シアターを巡りましょう。館が開いていて、そこまで安全に移動できるなら、屋外で過ごしにくい日の選択肢になります。利用できる体験はスタッフに確認してください。
帰りの交通手段を確かめ、必要な設備を利用してから、風や見通し、その日できる体験について聞きましょう。
展望室、生き物の映像、風の展示に、滞在時間をたっぷり使いましょう。体験が実施されていれば、みんなで一つ選んでみるのもよいでしょう。
全員が無理なく過ごせる天候なら、案内表示のある岬の展望場所へ行き、灯台の外観も眺めましょう。そうでなければ、先端まで行くことにこだわらず、館内で見学を終えても十分です。
風を避けられる展望場所から、子どもと一緒に三つの形を描いてみましょう。岬、近くの岩礁、水平線です。遠くのものを一つひとつ見分けようとするより、描いた絵と実際の景色を比べてみてください。霧が海を覆っているときは、そのとき見えているものを描けば大丈夫です。
観察機器を交代で使い、形の変化や動きに注目してみましょう。何が見えているのか、スタッフに聞いてみるのもおすすめです。動かない岩をじっと見る時間も、ゆっくり観察する練習になります。見つけた数を競う必要はありません。
人工強風体験では、風速25 m/sの風が案内されています。参加前に自分や同行者に合うかスタッフに確認し、希望する人だけで楽しみましょう。強い風を避けたい人は、展示を見たり、窓辺に座ったりして過ごせます。
観光案内では、自然素材を使う工作体験が紹介されています。子どもと約束する前に、その日の実施状況、料金、対象年齢を確認しましょう。材料は体験用に用意されたものを使い、海岸の植物や貝殻、流木はそのままにしておいてください。
景色が隠れていても、映像、展示、アザラシクイズを楽しめます。ただし、館が開いていることと、安全に到着できることを確認してください。屋内施設が目的でも、荒天の中を無理に移動しないようにしましょう。
館内から見える岩礁の一か所を選び、じっくり眺めてみましょう。濡れた岩と動物の見分け方は、スタッフに聞いてみてください。見学エリアにとどまり、観察機器を使って細かな様子を見てみましょう。
低く抑えられた建物は、現役の灯台の隣で、周囲の景観になじむようにつくられています。
アザラシの生息地は、豊かな漁場が広がる海岸でもあります。展示を通じて、生き物の観察と地域の暮らしのつながりを知ることができます。
6月中旬ごろまで、子どものアザラシを見られることがあります。離れた場所から観察し、その日の様子に合わせて楽しみましょう。
5〜8月は開館時間が長めですが、霧で岩礁が見えなくなることもあります。館内で楽しむ時間も予定に入れておきましょう。
9〜11月は17:00閉館、最終入館は16:30です。日が短くなる時期に合わせて、帰りの予定を立てましょう。
12〜2月は通常の開館がありません。元日の初日の出に合わせた特別開館は、冬の通常営業とは別なので、開催を確認してから予定を立ててください。
5〜8月は09:00〜18:00、3〜4月・9〜11月は09:00〜17:00。最終入館は閉館30分前です。12〜2月は休館ですが、1月1日は初日の出のため05:00〜08:00の特別開館が案内されています。荒天時には臨時休館することがあります。
ナビの目的地は、国立公園全体を示す地図の地点ではなく、襟裳岬「風の館」に設定しましょう。岬には駐車場が案内されています。移動には十分な余裕をとり、道路状況と天候を確認して、食事や次の目的地への移動も含めて計画してください。
町とJR北海道バスの最新情報で、「えりも岬」までの乗り継ぎを調べましょう。都市間バスの「えりも号」は町の市街地を発着し、予約が必要です。平日用と土日祝日用の時刻表を取り違えないようにし、帰りの便は出発前に運行会社へ直接確認してください。
エレベーターや貸出用の車いすは便利ですが、アクセス案内には段差も記載されています。駐車場から展望エリアやトイレまでどう移動するか、必要な階すべてにエレベーターで行けるか、どのような手助けを受けられるかを聞いてみてください。屋外で訪ねたい展望場所についても、最新の状況を確認しましょう。
各カードは写真、特徴、豆知識が掲載された探索ページにリンクしています。
全体像から始めて、ズームインしてこのスポット周辺の個々の野生動物観察を探索しましょう。
出発前に風、見通し、道路状況を確認し、到着後もスタッフに屋外の状況を聞きましょう。暖かく風を通しにくい上着を着て、帽子や眼鏡、飛ばされやすい荷物をしっかり留めてください。風を直接受ける道では、子どもをそばから離さないようにしましょう。
案内表示のある道と展望エリアを利用してください。沖の岩礁の周りは潮流が速く、水面下の岩や波もあるため、自力で近づく場所ではありません。アザラシのいる岩へ向かわず、望遠鏡などで観察しましょう。
開館時間は5〜8月が09
00〜18:00、3〜4月・9〜11月が09:00〜17:00で、最終入館は閉館30分前と案内されています。出発前に、天候による臨時休館がないか確認してください。
先に帰りの交通手段を決めましょう。バスは、JR北海道バスの最新時刻表で「えりも岬」停留所を確認し、平日と土日祝日の違いにも注意してください。えりも町の市街地とは別の行き先です。
利用できる観察機器をスタッフに聞き、順番に使いましょう。窓辺ではゆっくり過ごし、展示や映像を見る時間も残しておくと楽しめます。
強風体験への参加は自由です。参加条件を確認し、強い風や大きな音が苦手な人は、展望室や展示を選びましょう。
出発前に近隣の食事場所を調べ、移動中に必要な食べ物や飲み物を用意しましょう。館内に営業中のカフェがあることを前提にしないほうが安心です。
海岸では避難案内の標識に目を向け、町の津波防災情報を確認してください。地震や津波の情報によって避難が必要になったら、公的な案内に従って速やかに行動しましょう。様子を見るために海岸へ近づいてはいけません。
新しい観察が追加されると、最近のスナップがここに表示されます。
Maryland, US
ここで見られるかも オジロジカ、トウブハイイロリス、ショウジョウコウカンチョウ.
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District of Columbia, US
ここで見られるかも トウブハイイロリス、カモ、イエスズメ.
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Illinois, US
ここで見られるかも コマツグミ、カナダガン、イエスズメ.
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Virginia, US
ここで見られるかも マダラヤナギウンカ、ショウジョウコウカンチョウ、トウブハイイロリス.
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発見を持ち帰ろう
見つけた動植物を撮影して調べ、冒険の記録をコレクションに残せます。