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公園Shizuoka, 日本

三島市立公園楽寿園

楽寿園の門をくぐると、にぎやかな三島駅周辺の街並みから、木々と黒い火山岩、小浜池に面した静かな別邸の風景へと移ります。

このスポットについて

楽寿園の門をくぐると、にぎやかな三島駅周辺の街並みから、木々と黒い火山岩、小浜池に面した静かな別邸の風景へと移ります。ここでの楽しみは、その組み合わせにあります。庭を歩く時間が、富士山と三島のつながりを知るきっかけになったり、明治の建築や美術に触れるひとときになったり。家族なら、動物や豆汽車を楽しむ気軽な午後にもできます。

広さ約7.8ヘクタールの市立公園は、1890年に小松宮彰仁親王の別邸として整えられた場所を中心に広がっています。1952年からは、三島市が公園として運営しています。歴史を感じる中心部には楽寿館と池の景観があり、西側には動物の展示、のりもの、森のアスレチック、郷土資料館が集まっています。長い距離を歩く計画を立てなくても、両方の魅力を味わえます。

訪れるときは、鏡のような水面を期待しすぎず、水の変化そのものに目を向けてみてください。小浜池は湧水量によって水位が変わり、水の少ない状態や枯れた池底も、この場所らしい姿です。水があれば建物と木々が美しい景色をつくり、水が引けば溶岩の形を観察しやすくなります。富士山とのつながりは足元にありますが、園内から富士山そのものは見えません。

初めてなら、静かに眺める場所と、体験する場所を一つずつ選ぶと過ごしやすくなります。入園時に楽寿館の見学時刻を確認し、公式マップから気になる場所をいくつか選び、木陰で座る時間も残しましょう。子ども連れなら、動物、遊具、おやつに合わせたペースで十分です。どの入口を使うか、館内の案内ツアーが同行者に合うか、その季節のお知らせに変更がないかを押さえておくと安心です。 冒険をさらに充実:Snappitアプリをダウンロードして、出会った地元の種を識別しましょう。

ここでできること

溶岩と池を眺め、条件が合えば楽寿館の見学ツアーへ。飼育されている動物、郷土資料館、小さな子ども向けののりものを組み合わせて楽しめます。

季節の情報

水位、葉の様子、動物の活動は変化します。季節の展示や動物の催しを主な目的にする場合は、日付入りの最新のお知らせを確認してください。

アクセシビリティ

両方の入園口で車いすとベビーカーを借りられますが、台数に限りがあります。園内には多目的トイレがあります。楽寿館へは車いすで入館できないため、屋外の散策経路も含めて係員に相談しましょう。

見逃せないポイント

1

小浜池と地表に現れた三島溶岩

2

楽寿館の建築と案内付きの館内見学

3

かつての別邸を囲む森

4

飼育動物と子ども向けののりもの

散策とルート

庭園と楽寿館を巡る

駅前入園口から入り、マップを手に取って次の見学時刻を確認します。小浜の森を楽しんだら、楽寿館と池へ。途中で休憩し、その日に通れる歩きやすい園路で戻りましょう。ツアーを含め90〜150分ほどが目安です。自由に調整できる散策案で、実測距離や決まった周回路、段差のない経路を示すものではありません。

家族で過ごす午後

西側の動物とのりもののエリアを中心に、体力と天気に合わせて遊具広場や資料館を選びましょう。隅々まで回ろうとせず、池には短く立ち寄るくらいでも十分です。食事と休憩を含め2〜3時間ほどを見込んでください。森のアスレチックは6〜12歳向けで、3〜6歳には保護者の付き添いが必要です。遊具の掲示を確認し、すべてが幼い子どもに向くとは考えないようにしましょう。

体験・アクティビティ

静かに見つける観察遊び

一人ずつ、面白い根の形、水面の映り込みや岩の質感、気になった音を一つずつ見つけてみましょう。休憩場所で、何に気づいたか話し合うのも楽しい時間です。葉、虫、石は採らずに観察し、ほかの人が通れるよう園路を空けてください。

昔と今の景色を見比べる

掲載した1952年の記録写真には、市立公園としての開園前、水越しに見た別邸が写っています。植栽も水位も変わることを念頭に、建物の輪郭を今の眺めと比べてみてください。古い写真は歴史を話すきっかけになりますが、現在も同じ景色が見られると約束するものではありません。

動植物と生息環境

森で自由に暮らす野鳥、長く手入れされてきた景観の中の木々、展示施設で飼育される動物を、それぞれ分けて観察してみましょう。以下の動物は、公園が飼育していると案内する種類で、必ず見られるという意味ではありません。菊は秋の催しで展示する栽培植物です。過去の樹木調査は観察の手がかりになりますが、現在の木を一本ずつ確認した記録ではありません。

歴史と発見

小浜池:水のある日も、ない日も

別邸と木々、池が一緒に見える場所で立ち止まり、通行できる園路から黒い岩にも目を向けてみましょう。水は地下の溶岩地形を通って届き、量は変化します。水が引いた日は、普段は水面の下に隠れる形を見つけられるかもしれません。写真のために池底へ下りたり、傷みやすい岩や根の上に乗ったりしないでください。

楽寿館の丁寧な造りを味わう

京風の高床式の別邸は、庭園と調和するように造られています。館内には襖絵、杉板戸絵、天井画など、210面の装飾絵画があります。通常の一般公開は9:30、10:30、11:30、13:30、14:30、15:30開始で、所要時間は約30分。開始5分前に玄関前へ集まりましょう。案内は日本語です。見学は案内付きのみで、途中の入退館はできません。幼児連れの方、飲酒した方は入館できず、車いすでの入館もできません。館内撮影は禁止です。子どもの年齢が条件に関わる場合は、係員に確認してください。

溶岩とともに育つ木々

小浜の森や常盤の森では、足を止めてじっくり見るほど発見があります。岩を包むように伸びる根、常緑樹と落葉樹の葉の違い、木陰が園路に落とす表情に注目してみてください。市の過去の樹林調査には、イロハモミジ、クヌギ、クロマツなど、多くの木が記録されています。自然の成長、二次林としての利用、植栽が長い時間をかけて重なった景観です。大きな木がすべて、手つかずの自然林に育ったとは考えないようにしましょう。

身近に観察できる動物たち

公園では、レッサーパンダ、カピバラ、アルパカなどを飼育しています。静かに眺め、休んでいる動物を無理に起こさないようにしましょう。展示されている動物と、庭を自由に行き来する野鳥は、分けて観察すると理解が深まります。係員が案内する体験以外では、餌を与えたり触ったりしないでください。フラッシュやバックヤードの撮影は控え、動物を商用目的で撮影する場合は、事前に事務所へ確認してください。

のりもの、鏡の家、本物の蒸気機関車

メリーゴーランドや豆汽車は、小さな子どもが気分を変えて楽しめる場所です。利用券は1枚100円で、2歳から必要です。3歳までの子どもには、中学生以上の付き添いが必要です。コイン式遊具も1回100円と案内されています。鏡の家に寄るのも楽しく、保存されているC58蒸気機関車は豆汽車とは別の見どころです。機関室にも入れると案内されていますが、当日の利用状況を確認してください。

三島市郷土資料館

園内にある資料館では、三島の歴史や文化を紹介しています。屋外の遊びの合間に、落ち着いて過ごす場所としてもおすすめです。楽寿園に入園すれば、資料館の別途入館料はかかりません。車いすやベビーカーでも入館できます。特定の展示を目当てにする場合は、資料館自身の開館情報も確認しましょう。

足元にある富士山とのつながり

この景観の土台は三島溶岩流です。市の来園者向け紹介では約1万年前とされ、過去の専門資料では、形成された時期にもう少し広い幅が示されています。岩の形、木の根、地下水の通り道に、その影響を探してみましょう。

街中で守られてきた景観

庭園の天然池泉と樹林は、1954年に国の天然記念物及び名勝に指定されました。水位が低い日でも、地形、水、植物、別邸のたたずまいが結びつく景観の価値は変わりません。

長い屋根の別邸と周囲の木々が池に映る、粒子の粗い白黒の記録写真。右側に縦書きの日本語がある。

市立公園として開園する前の楽寿園。1952年の「広報みしま」に関連する記録写真です。正確な撮影日は不明で、現在の水位や庭園の状況を示すものではありません。

記録写真:三島市広報広聴課「公開前の楽寿園」、みしまセピアキャット/OpenPhoto経由、CC BY 4.0。公開されているJPEGは改変していません。 · Creative Commons

訪れる季節

春から夏

新緑のころは、緑の濃淡を比べながら歩くのが楽しい季節です。夏は散策を短めに区切り、木陰と水分補給の時間を取りましょう。季節的に地下水が増えていても、訪問日に池が満水とは限りません。

秋から冬

秋の菊は、季節の催しに合わせて栽培・展示される花です。紅葉はその後、例年11月下旬〜12月上旬ごろに楽しめます。冬のカピバラのお風呂は、おおむね12月〜3月の土日祝日、条件が整えば11:30ごろから行われるのが通例です。雨や気温、動物の気分によって、予定どおりにならない場合があります。

アクセスと実用情報

開園時間と入園案内

通常の開園時間は、4〜10月が9:00〜17:00、最終入園16:30。11〜3月が9:00〜16:30、最終入園16:00です。月曜日が休園ですが、祝日などの場合は、その直後の休日でない日が休園になります。年末年始は12月27日〜1月2日が休園です。特別な催しでは通常と異なる場合があります。

費用の目安

一般の入園料は15歳以上300円で、中学生以下は無料です。高校生、専門学校生、大学生は学生証の原本を提示すると無料になります。ほかにも所定の減免があるため、対象となるか窓口で確認してください。入園料には現金と指定のキャッシュレス決済が使えますが、のりものと駐車場は現金のみです。入園券があれば当日中の再入園ができます。

ゆっくり休む場所

お休み処「桜」と「紅葉」は無料の休憩所です。「桜」に併設する売店「ブレーメン」では軽食などを扱い、通常の営業時間は10:00〜16:00と案内されています。トイレは入園口、のりもの広場、「紅葉」の南側、資料館内にあり、多目的トイレは駅前入園口と「紅葉」南側にあります。授乳室は「桜」と、のりもの広場の展示場にあります。おむつは持参しましょう。

荷物と貸し出し品

両方の入園口にコインロッカーがあり、100円硬貨で利用します。大きさや空き状況は場所によって異なります。各入園口では車いすとベビーカーを無料で貸し出していますが、台数に限りがあり、予約はできません。必要不可欠な場合は、借りられなかったときの方法も考えておきましょう。

公式マップには多目的トイレや休憩場所が示されていますが、勾配や、段差なく一周できる経路までは確認できません。溶岩の地形には高低差があります。車いすやベビーカーに合う園路、工事の影響について、入園口の係員に確認してください。楽寿館は車いすで入れませんが、郷土資料館は車いすとベビーカーでの入館を明示しています。駅前入園口には、歩行が難しい方などのための「ゆずりあい駐車場」が3台分あります。

駅前入園口は、JR三島駅南口と伊豆箱根鉄道の三島駅から徒歩約3分です。正門は公園の東側にあります。車で来る場合、来園者専用駐車場は公園利用のためだけに使ってください。料金は2時間まで200円、以降30分ごとに50円で、現金のみです。閉園時に施錠されるため、余裕を持って車へ戻りましょう。バス駐車場は事前予約制で、催しによって利用できない日があります。所在地は静岡県三島市一番町19-3、電話は055-975-2570です。

濡れた落ち葉や凹凸に備え、滑りにくい靴で出かけましょう。通行できる園路を使い、水辺やのりものでは子どもから目を離さないでください。植物や昆虫を採ったり、野鳥に餌を与えたりしないようにしましょう。自転車、三輪車、ボール遊びは禁止です。持ち込んだ弁当容器などのごみは持ち帰ってください。菊まつりの制作場所には近づかず、天候に関する案内にも従いましょう。困ったことがあれば駅前口の事務所へ。AEDは事務所と資料館に設置されています。

訪問前の確認

2026年10月20日確認:菊まつりの準備

菊の展示を制作する9月29日〜10月29日は、遠足などの小人団体の受け入れを休止しています。公園のお知らせには、通常開園は続けると明記されています。園内の作業場所に注意し、係員の案内に従ってください。バス駐車場にも、日付ごとの利用制限があります。

2026年の菊まつり

第74回楽寿園菊まつりは10月30日〜11月30日の予定で、期間中は休園日がありません。「清水寺」をテーマに約8,000鉢の菊で飾り、例年の見ごろは11月中旬ごろです。夜間無料の鑑賞日は11月6〜8日と13〜15日、17:00〜21:00で、最終入園は20:45です。夜間に開くのは菊の展示エリアのみで、公園の駐車場は営業しません。

動物の体験は予定に入れる前に確認を

動物の案内ページには、夏季のモルモットふれあい体験の休止と、10月ごろの再開予定が引き続き掲載されています。確認したお知らせだけでは、再開済みとは判断できません。体験を目的にする場合は、公園に確認してください。通常の動物展示や季節のお風呂も、動物の健康と当日の状況に配慮して行われます。

出典と参考リンク

出会えるかもしれない野生動物

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各カードは写真、特徴、豆知識が掲載された探索ページにリンクしています。

このスポットのスナップマップ

全体像から始めて、ズームインしてこのスポット周辺の個々の野生動物観察を探索しましょう。

マップを読み込み中…

訪問前に知っておきたいこと

楽しみたい内容に合わせ、余裕を持って入園しましょう。最終入園は閉園の30分前です。

入園料をカードで払う場合も、のりもの、ロッカー、駐車場用に小銭を用意しましょう。

当日中に再入園する予定なら、入園券を保管してください。

公式マップと現地の案内を確認しましょう。南出口は出るためだけの門です。

よくある質問

満水とは限りません。湧水量は変化し、市の案内では、おおむね夏に水が湧き、冬は枯れた状態になるとされています。公園の水位情報へのリンクを確認し、水が少ない日には溶岩の景観を楽しみましょう。
ペットは、ケージやバッグに入れていても入園できません。盲導犬、聴導犬、介助犬は入園できます。
市の現在の「よくある質問」では、楽寿園では見られないと案内されています。園外の桜川や三島梅花藻の里が紹介されています。
はい。池、森、動物の展示、遊具、郷土資料館など、楽しみ方を選べます。ツアーの条件が同行者に合わない場合は、屋外と資料館を中心に計画しましょう。
源兵衛川へ向かうには南出口が便利です。その先の散策はこの公園ガイドの範囲外なので、経路や水辺の状況を別に確認してください。

このスポットの最近のスナップ

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