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公園Tohoku, 日本

千秋公園

秋田の街なかでひと息つきたいとき、千秋公園は立ち寄りやすい場所です。

このスポットについて

秋田の街なかでひと息つきたいとき、千秋公園は立ち寄りやすい場所です。通り沿いの水辺から木々の間へ坂を上がると、ゆっくり過ごせる空間が広がります。時間が短ければ、まずはお堀へ。坂や階段を無理なく歩けるなら、かつて城の曲輪だった場所まで足を延ばしてみましょう。復原された表門を見ると、城下町から守りを固めた城内へ入る感覚が想像できます。史料館や御隅櫓の入館券を買わなくても、庭園散策として十分に楽しめます。

ここは、佐竹氏が自然の高台を利用して築いた久保田城の跡です。大きな石垣に囲まれた天守ではなく、土塁や堀が守りを担っていました。だからこそ、上り坂、門、平らに開けた場所、その先の高低差にも目を向けてみてください。今に残る地形も、建物と同じくらい城の歴史を伝えてくれます。

広場から広場へ歩く途中には、胡月池でひと休みを。まずは池の向こうまで眺めてから、気になる木や植え込みを一つ選んで、少し近くから観察してみましょう。市の樹木案内には、秋の色づき方が大きく異なるイロハモミジとメタセコイアが紹介されています。植えられた木々や花々が、季節ごとの表情をつくっています。

夏は、水辺がいっそう楽しみな場所になります。大手門の堀には漁山紅蓮が育ち、園内の胡月池では大賀ハスが栽培されています。それぞれ別の植栽で、伝わる物語も異なります。2024年7月に開通した浮桟橋式の遊歩道では、水面に近い高さからハスの葉を眺められます。花の季節は、坂へ向かう途中に通り過ぎるだけでなく、水辺でゆっくり過ごす時間を取ってみてください。

屋内も見学するなら、主な選択肢は二つです。復原された久保田城御隅櫓には歴史を紹介する展示と上階の展望スペースがあります。建て替えを経て2025年に再開館した佐竹史料館では、収蔵資料を通して佐竹氏と秋田藩の歴史を知ることができます。時間が限られるなら、興味に合う方を一つ選びましょう。園内の隅々まで回らなくても、気になった場所でじっくり立ち止まる散策が楽しめます。 スナップして学ぶ準備は万全!ここですべての自然の種を識別するためにSnappitアプリを入手しましょう。

秋田へ移った佐竹義宣は、1603年にここで久保田城の築城を始めました。1896年には造園家・長岡安平の設計で公園として整備されました。現在の御隅櫓は1989年に復原されたもので、表門は1999年に始まった事業で再建されています。城の姿を理解する手がかりになりますが、どちらも江戸時代の建物がそのまま残ったものではありません。

ここでできること

大手門の堀から始め、園内地図を見ながら本丸の外側にあった二の丸へ進みましょう。胡月池に立ち寄ってから、表門を通って本丸へ上がるか決めると無理がありません。庭園の植栽と城の土塁を見比べ、座って休む時間も取ってください。屋内施設は、興味と開館時間が合えば加えるくらいで大丈夫です。

季節の情報

春は桜が咲き、まつりの時期はにぎわいます。夏は飲み水と日よけの備えをして、ゆっくり歩きましょう。濡れた落ち葉や雨、冬の凍結があると、坂道や階段は歩きにくくなります。お堀の遊歩道には季節による休止があり、御隅櫓と多くの屋外トイレも冬季は閉鎖されます。必要な施設が使えるかを確かめて予定を立ててください。

アクセシビリティ

園内にはバリアフリートイレが4か所あり、佐竹史料館ミュージアムショップでは車いす1台を予約なしで貸し出しています。城跡には坂道や階段があり、表門への道にも階段があります。車いすやベビーカーに合う入口と園路を公園の窓口に相談し、冬季のトイレ利用も確認しましょう。高台への道だけでなく、浮桟橋式遊歩道の入口までの経路も具体的に聞いておくと安心です。

見逃せないポイント

1

大手門の堀の遊歩道から眺める夏のハス

2

胡月池と落ち着いた雰囲気の植栽

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復原された表門と、城の土塁がつくる地形

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桜、ツツジ、秋の紅葉と移り変わる季節の色

岩や噴水のある池の縁に白い花の低木が並び、周囲を木々と紫の花が咲く棚が囲んでいる。

千秋公園の胡月池。2018年5月撮影。

Kogetsu-pond in Senshu Park 20180520.jpg — 掬茶, CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/). Source: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kogetsu-pond_in_Senshu_Park_20180520.jpg. Proportionally reduced to a 1600-pixel long edge without upscaling; recompressed as WebP quality 92, method 6. No crop, retouching, added text or colour changes. EXIF omitted. · Creative Commons

散策とルート

お堀のそばを短く散策

大手門の堀の駅側にある東側ポケットパークから始めましょう。開放されているときは、ほかの人の通行を妨げない場所で立ち止まりながら、浮桟橋式遊歩道を中土橋方面へ進みます。市によると遊歩道自体の長さは254.2メートルで、入口までの移動や帰り道は別に加わります。体力に合わせて引き返すか、公道を通って散策を続けてください。

浮桟橋式遊歩道の利用を前提にする前に、段差を避けて入口まで行ける経路と、接続部分の状況を公園の窓口に確認しましょう。東側ポケットパークには階段デッキもあるので、どこからでも段差なく入れるとは考えず、自分に合う入口を選んでください。

お堀のそばを短く散策

池、表門、城跡をめぐる散策

お堀から中土橋通りを進み、大坂を上がって二の丸へ。胡月池に立ち寄ってから、長坂の階段を上り、表門をくぐって本丸へ進むか決めましょう。まだ歩けそうなら、佐竹義堯公銅像を通って御隅櫓方面へ足を延ばします。帰りも案内表示に従って通行できる園路を使ってください。本丸まで上がらず、池と二の丸だけでも十分に楽しめます。

この散策案には上り坂と階段が含まれます。車いすやベビーカーを使う場合は、出発前に別の経路を相談してください。人を乗せたまま、車いすやベビーカーを表門の階段で持ち上げて運ぶのは避けましょう。

池、表門、城跡をめぐる散策

家族でゆったり過ごすなら

お堀には立ち止まる時間も含めて20〜30分を取り、その後、みんなで坂を上がるか決めましょう。残りの時間は二の丸と池、余裕があれば表門へ。御隅櫓は無理に予定へ入れなくて大丈夫です。子どもが先へ進むより葉の絵を描くことに夢中なら、それもすてきな公園の楽しみ方です。

歴史を楽しむ半日プラン

まずは園内を歩き、その後に佐竹史料館で45〜60分、開館していれば御隅櫓で約30分を見込みましょう。次々と観光施設を詰め込むより、駅や街なかで食事をする時間も取るとゆとりができます。どちらの屋内施設を先に訪れるか決める前に、展示の開催状況と最終入館の扱いを確認してください。

体験・アクティビティ

三つの形をスケッチする

散歩の途中で、旬なら丸いハスの葉、先のとがったモミジの葉、表門の屋根の輪郭など、異なる形を三つ見つけてみましょう。絵に描いても、一つずつ写真に撮っても楽しめます。季節が合わなければ、子どもが気になった形を自由に選んでください。全部見つけることより、細かな違いに気づくことが大切です。

地形から城のつくりを考える

高さが変わるところで立ち止まり、城を築く人はなぜ訪れる人に坂を上らせたり、道を曲がらせたりしたのだろう、と考えてみましょう。開けた二の丸と、表門へ向かう狭い道も見比べてください。歴史上の名前を全部知らなくても楽しめますし、疑問を一つ持って史料館へ行くと、展示もいっそう面白くなります。

雨の日は史料館を中心に

雨で坂道を歩きにくい日は、展示室が開いていれば佐竹史料館を主な目的地にしましょう。天候が許せば、お堀を少し眺める程度の散策を組み合わせるとよいでしょう。常設展と企画展では観覧料の扱いが異なります。

お堀の近くでもう一つの屋内施設へ

公園への道沿いには、旧秋田県立美術館の建物を活用した秋田市文化創造館があります。展示や活動の予定は最新のプログラムで確認してください。通常は火曜日、火曜日が祝日の場合は翌日が休館です。長い屋外散策の代わりにもなりますが、公園とは別の利用案内を確認して訪れましょう。

動植物と生息環境

ハス:葉、花、花托を見てみよう

お堀で栽培されているハスの学名はNelumbo nuciferaです。水面の上に伸びた丸い葉や、花びらが落ちた後に種を抱く独特な形の花托を探してみましょう。遊歩道から見えるハスと、胡月池で別に栽培されている大賀ハスを見比べるのも楽しみです。水際から手足を出したり、よく見ようと身を乗り出したりしないでください。

イロハモミジ:小さな葉の切れ込みに注目

市の案内では、公園南側の大坂にイロハモミジ(Acer palmatum)が紹介されています。園路から見える葉を一枚選び、摘まずに裂片の数を数えてみましょう。秋には、日が当たる葉と日陰の葉を見比べてみてください。ここのイロハモミジは公園の植栽に由来するもので、手つかずの自然林が残っていることを示すものではありません。

メタセコイア:秋に色づく針葉樹

公園の樹木案内には、本丸北側と馬場跡北側にメタセコイアが植えられていると記されています。細長い葉が対になって並び、秋には赤茶色に色づいてから落ちます。本丸方面へ歩いたら、近くの常緑樹と樹形を比べてみましょう。特定の木を探して園路から外れず、開放された道から観察してください。

歴史と発見

一つの公園にある、二つのハスの物語

市の案内によると、大手門の堀のハスは漁山紅蓮です。一方、胡月池には2002年4月に大賀ハスの蓮根6株が植えられました。有名な古代の種の物語は大賀ハスの系統にまつわるもので、外堀のハスすべてを大賀ハスと呼ぶのは正確ではありません。

未来への願いを込めた名前

「千秋」は、秋田の「秋」に、長久を表す「千」を添え、長い繁栄を願った名前です。当初は「千秋園」と呼ばれました。藩の政治の中心だった場所が、誰もが過ごせる公園へ変わったことにも思いを巡らせたくなる名前です。

訪れる季節

春:まつりの日程だけでなく開花状況を見て

園内の桜の約8割はソメイヨシノです。市の記録では、2026年は二の丸と本丸がともに4月11日に満開となり、2025年はそれぞれ4月19日と20日でした。次の旅行の日付を決める基準にするより、年によってこれだけ動くという目安にしてください。5月にはツツジの季節がやってきます。

夏:水辺で過ごす時間をたっぷりと

市によると、大手門の堀のハスは例年7月上旬から9月中旬ごろまで楽しめます。明るい午前中の過ごしやすい時間を選び、飲み水を持参しましょう。夏のライトアップは日程を定めて行う別の催しです。イベントの日程や夜間の案内だけで判断せず、通常の遊歩道利用のお知らせも確認してください。

秋と冬:足元に合わせて散策を短く

市の園内地図では、紅葉の目安を10月中旬〜11月上旬としています。冬は足元に無理のないときに短く散策し、駅を出る前に利用できるトイレを確認しましょう。公園自体が通常開放されていても、浮桟橋式遊歩道や御隅櫓が使えるとは限りません。

アクセスと実用情報

トイレと車いすの貸し出し

バリアフリーの屋外トイレは、御隅櫓北側、本丸東側、胡月池北側、二の丸東側にあります。園内地図では、二の丸以外の屋外トイレは冬季閉鎖と案内されています。史料館ミュージアムショップでは、史料館の開館日の9:00〜16:30に車いす1台を予約なしで貸し出しています。貸出状況や臨時の変更は018-824-1211へ確認してください。

御隅櫓も見学する場合

久保田城御隅櫓の通常の開館時間は9:00〜16:30で、12月1日〜3月31日は休館です。観覧料は一般150円、高校生以下は無料。市立小中学校の夏休み期間は開館時間が延長されるので、遅い時間に訪れたい場合は最新の案内を確認しましょう。段差を避けて移動する必要がある方は、券を買う前に館内の利用方法を相談してください。

佐竹史料館も見学する場合

佐竹史料館の通常の開館時間は9:00〜16:30です。常設展は一般500円、高校生以下は無料で、企画展は料金が異なる場合があります。12月29日〜1月3日のほか、展示替えや点検などによる休館・休室があります。建て替え後、2025年10月に再開館しました。特に展示替えの前後は、訪問日の開館状況を確認してください。

秋田駅から歩く

JR秋田駅の西口へ出ます。市の案内では、駅側のポケットパークまで徒歩約5分、二の丸まで約15分です。道路の横断や写真撮影、上り坂の分は余裕を持ちましょう。まずお堀まで行って、短い立ち寄りにするか、園内までゆっくり歩くか決めるのがおすすめです。

路線バスを使う

中心市街地循環バス「ぐるる」の「ミルハス前」から、二の丸まで徒歩約5分です。秋田中央交通の「千秋公園入口」からは、経路に応じて約5〜7分を見込みましょう。駅から歩くより早いと決めつけず、その日の運行情報を確認して選んでください。

小規模な駐車場を使い分ける

大手門通り有料駐車場は2026年4月1日に供用を開始し、31台分が通年24時間利用できます。松下門跡近くの既存の大坂有料駐車場は14台分で、利用期間は4月1日〜11月30日、桜まつり期間中は利用できません。いずれも料金は30分ごとに100円です。工事で一時的に利用を休止する場合があります。園内のほかの場所へ車で乗り入れたり駐車したりせず、満車なら周辺の有料駐車場を利用してください。

帰り道まで含めて相談する

公園の窓口(018-888-5753)へ、使う車いすや歩ける距離、ベビーカーのことを伝え、当日の入口、傾斜、トイレについて相談しましょう。階段を避ける必要がある場合は、行きだけでなく帰りの経路も確認してください。史料館には障がい者用・思いやり駐車場が計4台分あり、一般の方はほかの駐車場を利用します。

訪問前の確認

歩く経路を決める前に

千秋公園とその周辺ではクマの出没が記録されています。当日は県の「クマダス」と市の公園のお知らせを確認し、現地の規制に従ってください。2026年10月16日時点では、10月1日〜31日を期間とするツキノワグマ出没注意報が県内全域に出ています。期間が終わっても、危険がなくなったとは限りません。

出典と参考リンク

出会えるかもしれない野生動物

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各カードは写真、特徴、豆知識が掲載された探索ページにリンクしています。

このスポットのスナップマップ

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訪問前に知っておきたいこと

街なかの公園でも、訪問前には秋田の最新のクマ情報と公園のお知らせを確認してください。立入規制や職員の指示に従い、園内に関わる注意情報があれば予定を変えましょう。

明るい時間に訪れ、子どもはそばに。人けがなく草木の茂った場所へ一人で入らないようにしてください。クマを見かけたら撮影のために近づいたり、走って逃げたりせず、ゆっくり後ずさりして距離を取り、建物や車内など安全な場所へ避難しましょう。

お堀の遊歩道では走らずに歩きましょう。自転車やキックボードは押して歩く場合も進入できず、スケートボードも禁止されています。未就学児は保護者と一緒に利用してください。

鳥や魚に餌を与えたり、植物を採ったり、ハスの花托を持ち帰ったりしないでください。必要なら軽食を持参し、食べていない間はしまっておきましょう。包装などのごみはすべて持ち帰ってください。

滑りにくい靴で訪れましょう。雨や凍結のある日は、表門の階段や園内一周にこだわらず、散策を短く切り上げてください。

駐車場は最新の案内を確認しましょう。2026年4月に大手門通りの駐車場が新設され、古い地図には載っていない場合があります。坂を上がった先の小さな駐車場は、冬季と桜まつり期間中は利用できません。

史料館と御隅櫓は、それぞれの開館日を確認してください。展示室の休室や御隅櫓の冬季休館があっても、それだけで公園全体が閉鎖されるわけではありません。

業としての写真撮影や映画・映像撮影は、事前に市の公園内行為許可を受けてください。史料館の展示室では、館内の撮影ルールにも従いましょう。

よくある質問

はい。公園の入園は無料で、通常は終日開放されています。史料館と御隅櫓の観覧料は別で、お堀の浮桟橋式遊歩道には季節や夜間の利用制限があります。
別の場所です。胡月池は園内の二の丸近くにあり、大手門の堀は公園のふもと、広小路沿いにあります。どちらにもハスが植えられていますが、大きな外堀のハスの景色と浮桟橋式遊歩道を楽しめるのは大手門の堀です。
久保田城には大きな天守閣はありませんでした。よく写真に登場し、内部も見学できる建物は、展望スペースを加えて復原された御隅櫓です。土塁や堀、高低差にも目を向けると、この城のつくりがわかってきます。
はい。ただし、歩く経路は公園の窓口に相談して選びましょう。このガイドで紹介する本丸方面の散策には坂道と階段が含まれます。車いすを借りられても、すべての園路を通れるわけではありません。入口からの道、帰り道、利用するトイレを事前に確認してください。
市は開花期の午前中、特に7:00〜9:00ごろを勧めています。まずは周辺の安全情報と利用案内を確認し、明るくなってから訪れましょう。花を見る時間にこだわって注意情報のある場所へ向かわず、安全に訪れられる時間を優先してください。
掲載写真は2018年5月の胡月池です。庭園の雰囲気を伝えるもので、花の咲き方や管理の状況、天候によって景色は毎年変わります。

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