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公園Hokkaido, 日本

暑寒別天売焼尻国定公園

この公園の魅力は、風景の広がりががらりと変わること。

このスポットについて

この公園の魅力は、風景の広がりががらりと変わること。雨竜沼では、山道を登った先に広い湿原が開け、小さな池塘が空を映します。天売島では水平線まで海が広がり、断崖が海鳥の繁殖地になっています。隣の焼尻島なら、低く横に枝を広げるイチイの森や、開放的な牧草地を眺めながら静かな散策を楽しめます。本土側には、波に削られた険しい雄冬・送毛・濃昼の海岸風景もあります。それぞれ道路やフェリーで移動する別々の行き先です。公園全体を一日で回ろうとせず、まず拠点を一つ選ぶと、じっくり味わう旅になります。[公園の概要](https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/syokanbetsu-quasi-nationalpark.html)。 冒険をさらに充実:Snappitアプリをダウンロードして、出会った地元の種を識別しましょう。

ここでできること

初めて島を訪れるなら、天売島の一般向け展望スポットと海鳥について学ぶ時間を組み合わせるか、焼尻島の森を歩いてみましょう。登山経験のある方には、開放期間中の雨竜沼湿原もおすすめです。しっかり登った先で、湿原の木道を一周できます。暑寒別岳の山頂を目指す場合は、別途登山計画を立ててください。

季節の情報

2026年10月19日確認:雨竜沼湿原は今季の開放を終了し、暑寒荘への道路も冬期通行止めです。秋冬のフェリー時刻表では、天売島への到着から帰りの出航まで50分しかありません。以下で紹介する散策は、この日帰りの接続では回れません。

アクセシビリティ

公園全体を段差なく巡れるルートは確認できていません。雨竜沼湿原には登山道と橋があり、島の散策路にも坂や凹凸があります。フェリーでは係員が車いす利用者の乗船を補助できますが、港から宿泊先までを含む移動全体を事前に手配してください。

見逃せないポイント

1

雨竜沼湿原の池塘と夏の花々

2

天売島の赤岩・観音岬の海岸展望

3

焼尻島のイチイの森と雲雀ヶ丘公園

4

暑寒別岳の高山風景と雄冬の海岸

散策とルート

雨竜沼湿原:山道を登り、湿原の木道へ

町の公式概略図では、ゲートパークから2か所の吊橋と白竜の滝付近を通り、急な険竜坂を登って湿原テラスへ向かいます。現地の案内に従って一方通行の木道を巡り、登ってきた道を下ります。町が示す湿原一周を含む往復の目安は約11km、4~5時間です。休憩を含めて5~6時間、写真をじっくり撮るならさらに余裕をみましょう。この余裕を持たせた時間は編集上の目安です。古い地図に載っている山頂への縦走を追加しないでください。

公表されている歩行時間は約4~5時間。休憩込みの編集上の目安は5~6時間です。

急な登山道、吊橋、幅の狭い木道があります。車いすやベビーカーでの利用には適していません。

天売島:海岸と海鳥の展望スポットを一日かけて巡る

観光マップの島一周コースは、港と集落から黒崎、赤岩、千鳥ヶ浦、観音岬の展望スポットを結び、港方面へ戻ります。起伏のある道路を歩く行程で、断崖沿いの歩道がずっと続くわけではありません。マップに示された島の周囲は約12km、モデルの歩行時間は3時間です。観察の立ち寄りを含めるなら、編集上の目安として4~6時間をみましょう。島内の交通手段を手配すれば行程を短くできます。標識の通行方向に従い、車の通行を妨げないようにしてください。

公式モデルの歩行時間は約3時間。観光を含む編集上の目安は4~6時間です。

上り下りが繰り返されます。車いすなどに対応した車両を利用できるか、また各展望スポットへアクセスできるかを個別に確認してください。

焼尻島:森を巡る散策

所要約2時間として紹介されている森めぐりコースは、ハートの坂の入口から始まり、厳島神社、雲雀ヶ丘公園、オンコの荘、ウグイス谷を経て、会津藩士の墓付近で終わります。出発点と終点が異なるため、宿や港へ戻る時間を加えてください。横に伸びるイチイの枝を観察し、静かに立ち止まって森の鳥にも耳を澄ませてみましょう。地図には木の階段や凹凸のある森の道が描かれています。このコースの確認済みの距離は掲載していません。

紹介されているコースは約2時間。港からの移動、休憩、帰路の時間を別に見込んでください。

階段や凹凸のある林内の道があり、段差なく通れるルートとは確認できていません。

暑寒別岳:一つの登山口を選んで往復する

増毛町は二つの登山ルートを紹介しています。暑寒荘から登る暑寒ルートには急斜面やロープのある区間があり、箸別ルートは森林帯を登り、7合目より上で高山植物の花が見られます。どちらも十分な登山計画と相応の経験が必要です。一つの登山口からの往復を計画し、最新の登山道情報を入手して、引き返す時刻を決めましょう。道の確認には最新の登山地図と現地の情報を使ってください。

登山のために丸一日を確保し、出発前にルートごとの所要時間を確認してください。

急な区間を含む山岳地形で、歩行補助具を使った観光には適していません。

雄冬:海岸への立ち寄りを別に計画する

開放期間中の雄冬の展望スポットと近くの岩石公園は、山頂登山とは違う海岸の楽しみ方ができる場所です。ドライブ途中の立ち寄り先として計画してください。保護された海岸全体をつなぐ散策ルートを示しているわけではありません。指定された入口と駐車場を利用し、トンネル内に停車したり、崖下に独自のルートを探したりしないでください。町の案内では展望スポットの利用期間は4月下旬~10月中旬で、夜間と冬期は閉鎖されます。

利用可能と確認できた場合は30~60分を見込みましょう。編集上の目安です。

入口から展望スポットまで段差なく移動できるかは確認できていません。

体験・アクティビティ

夕方の海鳥観察には島で一泊を

ウトウの帰巣が一番の目的なら、天売島に泊まりましょう。ガイド付きの観察なら、時間を合わせやすく、鳥への影響を抑えて見学できます。運営事業者が案内した2026年のナイトツアー期間は4月25日~7月20日でした。この日程はすでに終了しており、2027年の実施を示すものではありません。照明はガイドの指示に従い、鳥に強い光を向けないでください。

家族で自然の観察ノートを作る

焼尻島では、子どもとイチイの枝の形を描いたり、森と開けた牧草地で聞こえる音を比べたりしてみましょう。短い区間を選び、誰かが疲れてしまう前に戻るのがコツです。羊は飼育されている家畜です。一般に通行できる道から眺め、門や作業場所をふさがないでください。

追いかけず、立ち止まって観察する

天売島の一般向け展望スポットで、海面に浮かぶ鳥と、陸へ戻ってくる鳥を見分けてみましょう。繁殖地に近づくより、双眼鏡を使うほうが観察を楽しめます。食べ物はしまっておき、野生動物に餌を与えないでください。たくさんの種類を探し続けるより、5分ほど静かに眺めるほうが子どもには向いていることもあります。

羽幌で海鳥について室内で学ぶ

島へ行く前後には、北海道海鳥センターで天売島の鳥を知ることができます。展示や地形の模型、卵の模型があり、開館中なら悪天候時にも役立つ立ち寄り先です。ただし、島の公園区域の外にあります。卵の形と巣を作る場所にどんな関係があるか、子どもと考えてみましょう。

木道から花や池塘を楽しむ

開放期間中の雨竜沼湿原では、池塘に映る景色、木道脇の花、移り変わる雲の影など、小さな風景を一つ選んで眺めてみましょう。写真は道の上から撮り、ほかの人が通れるようにしてください。花や植物は摘まず、その場に残しましょう。

動植物と生息環境

ウトウ

天売島で繁殖する野生の海鳥で、季節限定の夕方の帰巣がよく知られています。鳥への影響を抑えたガイド付きの観察を利用しましょう。一年中見られると約束できるものではありません。

ウミガラス

天売島の有名なオロロン鳥は、保全上とても重要な鳥です。見学が認められた場所から観察し、デコイが置かれている場合もあることを覚えておきましょう。

ウミネコ

天売島で繁殖が確認されている海鳥の一つです。一般の通路から観察し、食べ物はしまい、営巣中の鳥との距離を保ってください。

ヒバリ

雨竜沼湿原の草地に生息する野鳥として紹介されています。木道から声に耳を澄ませ、草地へ入ったり、鳴き声を再生したりしないでください。

焼尻島のイチイ属の木々

森に自然に生育する木々です。ここでは、より広い分類単位のイチイ属(Taxus)として掲載しています。島ではオンコ、またはイチイと呼ばれています。

ヒグマ

本土側の山岳・湿原地域はクマの生息地です。この情報は安全のために掲載しており、クマを探したり撮影したりすることを勧めるものではありません。

ほかにも注目したい生きもの

天売島ではケイマフリにも注目してみましょう。湿原の花暦では、7月にエゾカンゾウやヒオウギアヤメ、8月にはウリュウコウホネが挙げられます。季節に応じて見られる可能性があるもので、目撃や開花を保証するものではありません。

ほかに紹介した季節の生きもの

天売島では、一般向けの観察場所からケイマフリにも目を向けてみましょう。開放期間中の雨竜沼湿原では、木道でひと息つき、その時季に咲いている花を探してみてください。

歴史と発見

一つの公園に、いくつもの風景

現在の国定公園は、以前からあった二つの道立自然公園を合わせ、1990年8月1日に指定されました。山と島で体験が大きく違う理由が、この成り立ちからも見えてきます。

横に広がる森のかたち

焼尻島の「オンコ」はイチイのことです。厳しい風や雪の影響で、島独特の低く横に広がる枝ぶりが生まれます。オンコの荘は、高くなる代わりに広がって育つ木の姿が印象に残る場所です。

崖に見える鳥の中には模型も

天売島は、オロロン鳥とも呼ばれるウミガラスの国内唯一の繁殖地です。保護活動では、鳥の模型であるデコイや録音した鳴き声を使い、繁殖場所へ鳥を呼び戻す取り組みが行われてきました。動かない白黒の姿を見つけても、本物の鳥かどうか確かめてから数えましょう。

訪れる季節

春

焼尻島では雪解けとともに森の花が咲き始めます。天売島の海鳥の繁殖期は、本土側の山が夏山として登れる状態になる前から始まります。4月の島旅と4月の湿原登山は、条件が大きく異なります。フェリーの船種と、時刻表の適用期間を確認しましょう。

初夏から盛夏

雨竜町のFAQでは、湿原の花の時期を7月~8月中旬と案内しています。増毛側の山では、高山植物の花と残雪が同時に見られることもあります。本土側の登山では刺す虫への備えと十分な雨具を用意し、開花を決めつけず、当日の条件に合わせて日を選んでください。

晩夏から秋

秋が近づくと湿原の花は少なくなり、草紅葉や木々の色づきへと移ります。天売島のウトウの帰巣を見られる時期は、島の一般的な観光シーズンよりずっと短いものです。夏以外は船の便数も減るため、静かな季節の旅ほど、宿泊と食事を事前に考えておきましょう。

冬

雨竜沼湿原では橋が撤去されるため、通常の見学登山はできません。山への道路の閉鎖や、海岸の厳しい天候も移動に影響します。島では冬も人々が暮らし、定期フェリーが運航されますが、欠航や観光サービスの制限があるため、夏のような気軽な日帰り観光には向いていません。

アクセスと実用情報

羽幌から島へ渡る

羽幌沿海フェリーが焼尻島と天売島を結んでいます。2026年10月から翌年4月上旬の時刻表では一日1往復で、天売島到着は10:45、出航は11:35です。時刻表だけでなく、当日の運航状況も確認してください。羽幌までは都市間バスがあり、船の時刻に合わせた港への連絡バスもありますが、船が欠航すると連絡バスも運休します。ターミナルには無料駐車場が案内されています。高速船の座席や、自動車・自転車の航送は予約し、乗船券を買う時間にも余裕を持ちましょう。

本土側の登山口への移動は別に手配

雨竜町のアクセス案内では、市街地からゲートパークへの公共交通はありません。車かタクシーを手配し、帰りの迎えも確実にしてから出かけましょう。通常の道路状況なら車で約50分です。道幅の狭い砂利道では注意が必要で、大型バスは通行できません。増毛側の暑寒ルートと箸別ルートの登山口も、それぞれ別の目的地です。現在通行できる縦走路の出入口として、どちらでも使えるわけではありません。

交通費と持ち物

2026年10月の確認時点で、9月~6月のフェリー一般大人2等片道運賃は、羽幌~焼尻が1,600円、羽幌~天売が2,330円、島間が730円でした。7月~8月は運賃が高くなります。自動車の航送料や高速船の追加料金は含みません。事業者は支払いを現金のみと案内しているため、十分な現金を持ち、旅行前に料金を再確認してください。

登山口に着く前に準備を

ゲートパークには入山届の受付施設、キャンプ場、南暑寒荘がありますが、いずれも季節営業です。食料の販売はなく、現地の水は飲用できません。南暑寒荘の利用には食料と寝具の持参が必要で、シャワーはありません。ごみは持ち帰り、登山道と湿原ではバーナーなどの火気を使わないでください。出発前にトイレを済ませ、閉鎖後もサービスが続くと思わず、施設の状況を管理者に確認しましょう。

北海道海鳥センターの開館時間

町の案内では入館無料で、4月~10月は09:00~17:00、11月~3月は09:00~16:00です。月曜、祝日の翌日、12月31日~1月5日は休館です。悪天候時の立ち寄り先にする場合も、祝日の取り扱いや臨時のお知らせを確認してください。

旅程全体の移動を確認する

羽幌のターミナルには、点字ブロック、オストメイト対応設備のある多目的トイレ、授乳室があります。フェリー事業者は、係員の補助で車いす利用者も乗船できると案内しています。乗降用のスロープの状況、船内で必要な対応、島での迎え、宿泊施設を直接確認してください。ターミナルにこれらの設備があっても、断崖の展望スポットや焼尻島の森まで段差なく移動できることを意味するわけではありません。

体力に合った区間を選ぶ

木道と聞くと歩きやすそうですが、雨竜沼湿原の木道へは急な山道を登らなければなりません。長時間の歩行が難しい場合は、島内の道路沿いの短い区間を選び、迎えを手配する方法があります。島の各展望スポットについて、正確な勾配、道幅、バリアフリートイレの有無は未確認です。

山での基本を大切に

現地のクマ出没情報を確認し、複数人で行動し、食べ物をきちんと管理してください。クマや新しい痕跡を見たら引き返しましょう。適切なクマ対策用品を携帯し、使い方も理解しておいてください。雨竜町は16:30までの帰着を目指し、遅くとも17:00までに下山すること、05:00より前には入山しないことを案内しています。携帯電話がつながりにくいため、地図のダウンロード、天気の確認、行程を誰かに伝えておくことが大切です。

繁殖地と自分たちの安全を守る

一般の通路や観察エリアから出ず、営巣地には立ち入らないでください。子どもを崖際に近づけないようにしましょう。天売島の夕方のウトウ観察案内では、日没後の自家用車での立ち入りを控え、ガイド付き観察を利用するよう呼びかけています。照明の扱いは現地の指示に従い、ガイドが観察を終えたら一緒に退出してください。

天候が変わる余裕を残す

強風や高波で、フェリーや観光船が欠航することがあります。島から戻った直後に、必ず乗らなければならない飛行機や変更できない予定を入れないようにしましょう。散策中も、ぬれた木道、風を遮るもののない海岸、突然の雨で、短い距離が長く感じられることがあります。すぐに羽織れる服を持ち歩いてください。

出会えるかもしれない野生動物

6

各カードは写真、特徴、豆知識が掲載された探索ページにリンクしています。

このスポットのスナップマップ

全体像から始めて、ズームインしてこのスポット周辺の個々の野生動物観察を探索しましょう。

マップを読み込み中…

訪問前に知っておきたいこと

島で歩くコースを決める前に、帰りの船を確認しましょう。

夏の島旅でも、双眼鏡、雨具、防寒着を持参しましょう。

本土側の登山には昼食と飲料水を持参し、山の水を当てにしないでください。

道や観察場所から外れず、営巣中の鳥との距離を保ちましょう。

よくある質問

開放期間中も車で行けるのはゲートパークまでです。町の案内では登り約2時間、下り約90分で、湿原内を一周する時間は別に必要です。道路沿いの木道を気軽に歩くような場所ではありません。
実際の運航時刻で、それぞれの島に十分な滞在時間を確保できる場合に限ります。夏の接続便が秋にもあるとは限りません。一泊すると海鳥観察や森歩きを落ち着いて楽しめますが、天候によって帰りの船が欠航する可能性は残ります。
急な斜面や吊橋のある本格的な登山です。長時間の山歩きに慣れた子どもに限って検討してください。家族で柔軟に楽しむなら、島内の短い区間を選び、引き返す時刻を決めて歩く方法があります。
離れた各エリアをまとめて利用する共通券はありません。雨竜町では18歳以上の訪問者に保全のための協力金500円をお願いしています。フェリー、ガイド付き体験、移動、宿泊には別途料金がかかります。来季の取り扱いは改めて確認してください。
雨竜町の現行FAQでは、湿原とキャンプ場を含むゲートパーク施設へのペット同伴を禁止しています。フェリーのペット規定は別にあり、船によって異なります。乗船できても、すべての訪問先に入れるわけではありません。
必ず見られるわけではありません。野鳥の姿は繁殖期、天候、採餌状況に左右されます。展望スポットや地元のガイドは観察の機会を提供しますが、目撃を保証するものではありません。よく見ようとして見学エリアの外に出ないでください。

このスポットの最近のスナップ

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