初めてなら、池の周りから
どちらの入園口から入っても、公式案内図で龍仙湖の位置を確認し、池の眺め、西湖堤の周辺、季節の植栽を無理のない順序で巡りましょう。帰りは、利用できる園路の中から歩きやすい道を選んでください。このガイドでの目安は45〜60分。花や写真をじっくり楽しむなら、さらに余裕を見込みましょう。決まった標識や実測距離のある公式コースではなく、自由に組み立てる散策案です。
まずは龍仙湖のほとりから、少しずつ庭園を眺めてみましょう。水面の向こうには島や松、巧みに配された岩があり、立つ場所によって景色のまとまりが変わります。水音をたどって木立のほうへ進むと、開けた池の風景から小さな渓谷へ。歩みを緩め、ときには振り返りながら、数歩の違いが生む景色の変化を楽しめる庭園です。
徳川園は尾張徳川家と深いゆかりがありますが、現在の日本庭園は、長い歴史を持つ場所を現代に整え直したものです。始まりは、1695年に徳川光友が移り住んだ隠居所。1930年代に名古屋市への寄付と一般公開を経たのち、戦災で大きな被害を受け、一般的な公園として利用された時期もありました。2004年には、既存の樹林や高低差のある地形、迫力ある岩組みを生かした日本庭園として再び開園しました。
広さについては、二つの範囲を知っておくとわかりやすくなります。名古屋市が案内する都市公園全体は約4.5ヘクタール、その中の日本庭園は約2.3ヘクタールです。このガイドでは、日本庭園を中心に、周辺の歴史文化施設との位置関係も紹介します。龍仙湖、滝、花の植栽は、同じ庭園の中で楽しめます。隣接する徳川美術館や蓬左文庫も訪れるなら、それぞれの見学を別に計画しましょう。
植物の名前をすべて知らなくても、庭園の魅力は十分に味わえます。広い水面に映る景色と木陰の渓流、素朴な木橋と力強い岩、一輪の花と周囲の葉を見比べてみてください。見どころを次々に巡るだけでなく、立ち止まる時間も残しておくのがおすすめです。 訪問をサファリに変えましょう!Snappitアプリを使って、ここでの野生動物の目撃情報をスキャンして記録します。
現存する黒門とその周辺の建物には、旧徳川家邸宅の面影が残ります。園内の大部分は1945年の空襲で失われており、現在の庭園は江戸時代の姿がそのまま残ったものではありません。
池を起点に、渓流と滝を巡るか、季節の花を見て歩くかを選びましょう。時間に余裕があれば、喫茶や美術館の見学を組み合わせても楽しめます。
最新の花の情報と催事案内を確認しましょう。夜間開園は開催日が限られます。また、冬の雪景色の写真は、訪問日に積雪があることを示すものではありません。
車いす利用者用案内図を確認し、入園口でも相談してください。凹凸のある園路や階段、迂回路、滝を眺めたあとに引き返す地点が示されています。園内全体を段差なく一周できることを保証する案内ではありません。
龍仙湖と西湖堤
木立の間を流れる虎の尾と虎仙橋
大曽根の瀧と龍門の瀧
牡丹、花菖蒲、季節の植栽
どちらの入園口から入っても、公式案内図で龍仙湖の位置を確認し、池の眺め、西湖堤の周辺、季節の植栽を無理のない順序で巡りましょう。帰りは、利用できる園路の中から歩きやすい道を選んでください。このガイドでの目安は45〜60分。花や写真をじっくり楽しむなら、さらに余裕を見込みましょう。決まった標識や実測距離のある公式コースではなく、自由に組み立てる散策案です。
同行者が階段や凹凸のある道を歩けるようなら、池の散策に虎の尾、虎仙橋、大曽根の瀧周辺を加えてみましょう。このガイドでの所要時間の目安は、全体で75〜100分です。車いすを利用する場合は専用の案内図に従い、示された観瀑地点まで進んだら階段の手前で引き返してください。当日の状況に合う回り方を係員に相談しましょう。
水面に映るもの、形の違う葉を3種類、水音が変わる場所を子どもと探してみましょう。それぞれが気づいたことを話し合い、好きな景色を一つ選ぶのも楽しみです。これは家族向けの過ごし方の提案で、係員が案内するプログラムではありません。池の縁や階段では幼い子どもから離れず、花や石、生きものはその場に残しましょう。
無料のボランティアガイドは、通常、金曜・土曜・日曜・祝日に案内されており、受付は黒門改札を入った庭園内です。時間帯や天候によって不在の場合があり、対応言語も保証されていません。必ず案内を受けられる前提で予定を詰めず、来園時に確認するとよいでしょう。
周辺には、1937年の博覧会の建物を移築した喫茶の蘇山荘、ガーデンレストラン、ショップ葵があります。庭園の前後に立ち寄れば、少し長めの外出にもできます。営業時間、予約、メニューは各店に確認してください。食事に配慮が必要な場合や遅い時間に訪れる場合は、特に事前の確認がおすすめです。
例年5月下旬〜6月上旬には、池のそばの菖蒲田を見てみましょう。園路から、花の色や形の違いを観察できます。ここで楽しめるのは庭園に栽培された花菖蒲で、野生の湿地の群生を示すものではありません。開花時期や、その年に見られる株数は変わることがあります。
龍仙湖の案内では、島々の背後にクロマツがあると紹介されています。植栽された島へ近づこうとせず、水面や空を背景にした樹冠の形を眺めてみましょう。常緑の松は、花の少ない季節にも庭の景色を形づくっています。
秋の植物案内では、黒門口付近と牡丹園内にナンテンがあると紹介されています。ここでは観賞用に植えられたものです。名札や植栽案内を手がかりに観察し、実や葉は採らずに残しましょう。
庭園の中心にある龍仙湖は、地下水を水源とし、海に見立てられています。場所を変えながら、島や岩、松の姿が重なって見える様子を楽しみましょう。直線的に延びる西湖堤は、中国・杭州の名勝、西湖の堤をもとにしたもの。日本庭園の中に中国の風景が取り入れられています。水辺の足場をすべて渡らなくても、その景色は楽しめます。
虎の尾は、木立の中を曲がりながら池へと流れる渓流です。その上に架かる檜造りの虎仙橋からは、約5メートル下の水面を見下ろし、また違う眺めを楽しめます。名前の由来を親子で話してみるのもよいでしょう。ただし、渓流は眺めて楽しむ場所です。園路を歩き、水の中には入らないでください。
大曽根の瀧は、三段に分かれて落ちる落差6メートルの滝。段ごとに岩の組み方が異なります。一方、龍門の瀧には歴史的なつながりがあり、東京にあった尾張徳川家の戸山屋敷の石が再現に使われました。その名は、鯉が滝を登りきると龍になるという伝説に由来します。眺めるだけでなく、水音にも耳を傾けてみましょう。
梅や桃の木に囲まれた四睡庵は、落ち着いて休める場所です。池を挟んだ先にある小さな茶室、瑞龍亭からは西湖堤を望めます。室内の公開や呈茶、特別な催しが毎日あるとは限らないので、まずは建物と周囲の景色を楽しみましょう。庭園への行き帰りには、黒門や旧邸宅の面影を残す建物にも目を向けてみてください。
この場所は、徳川家の邸宅から公共の公園へと変わり、戦災を経て、再び日本庭園として整えられました。2004年の再整備によって、歴史的な建物、育ち続けてきた樹林、現代の庭園設計が一つの場所に重なっています。
龍門の瀧に使われた石は、1998年に早稲田大学の敷地内で発見され、尾張徳川家の江戸屋敷にあった滝の遺構と確認されました。その石を再び使うことで、名古屋の庭園と、徳川家の別の庭園の歴史がつながっています。
四睡庵や瑞龍亭の周辺では、案内にある梅の植栽を探してみましょう。四睡庵の周辺には椿もあります。その後、例年4月中旬〜下旬には牡丹が主役になります。花ごとに見頃は異なるので、春の花が一度にすべて咲くと考えず、いくつか見たいものを選ぶとよいでしょう。
花菖蒲は例年5月下旬〜6月上旬に見頃を迎えます。庭園では、江戸系を中心に約1,800株を菖蒲田で楽しめると紹介しています。渓流沿いのモミジの新緑も、花とは違った魅力です。暑い日は散策を短めにし、水分を持参して、座って休む時間を取りましょう。
紅葉と一緒に、小さな季節の変化にも目を向けてみましょう。秋の植栽案内では、大曽根口付近のキンモクセイや、龍仙湖周辺のツワブキが紹介されています。見頃の週を決めつけず、最新の色づき情報を参考にしてください。写真を撮るときは細い園路をふさがず、ほかの人も景色を楽しめるようにしましょう。
落ち着いた散策では、常緑樹がつくる庭の形や葉を落とした枝ぶり、開催期間中の冬牡丹に目を向けてみましょう。掲載した名古屋市の写真は、珍しく雪が積もった日の風景で、藁の覆いに守られた牡丹が写っています。毎年、訪問日に雪があるとは限りません。出発前に天気と足元の状況を確認してください。

藁の覆いに守られた冬牡丹と、雪化粧した龍仙湖。水面の向こうには観仙楼が見えます。撮影日は確認できておらず、現在の状況を示す写真ではありません。
写真:佐々基成/名古屋市「徳川園」(第4回名古屋まちなみデザインセレクション「まちなみデザイン20選」選定風景)、CC BY 4.0。元画像は改変していません。 · Creative Commons
所在地は、愛知県名古屋市東区徳川町1001、郵便番号461-0023です。公式の徒歩目安は、JR大曽根駅の南出口から約10分、地下鉄大曽根駅の3番出口から約15分。名鉄瀬戸線の森下駅からは、公式案内によって差があるため約8〜10分を見込むとよいでしょう。基幹バスの「徳川園新出来」停留所からは徒歩約3分で、観光ルートバス「メーグル」も周辺の文化施設に停車します。最新の時刻表と利用しやすい駅の出口を確認してください。
車の場合、普通車の駐車料金は25分ごとに100円、当日23:00までの最大料金は1,000円と案内されています。北側の地下駐車場には高さ・幅の制限があり、両駐車場に車いす使用者用の駐車スペースが設けられています。駐車料金の減免については、対象となる条件を確認してください。駐車場の営業時間と庭園の開園時間は異なります。
通常の開園時間は09:30〜17:30、入園は17:00までです。原則として月曜日が休園で、月曜日が祝日の場合は直後の祝日でない日が休園になります。年末年始は12月29日〜1月1日が休園です。催事により時間が変わることがあります。
通常の入園料は一般・高校生・大学生が300円、中学生以下は無料です。名古屋市内在住の65歳以上の方は、証明書の提示により100円となります。対象となる日本の法令に基づく障害者手帳などを持つ方と介護者2名までが無料になる制度もありますが、海外の証明書がそのまま対象になるわけではありません。減免を利用する場合は、事前に条件を確認してください。
市の案内では、車いす対応・オストメイト対応トイレ、トイレ内の乳幼児設備、車いす対応エレベーター、AEDがあるとされています。案内図では入園口付近のトイレを確認できます。必要な設備については、係員に場所を尋ねてください。
車いす利用者用案内図は、一般の園内図より詳しく移動上の注意点を示しているので、必ず確認しておきましょう。凹凸のある区間、通れない階段、大曽根の瀧を眺めたあとに引き返す地点が記されています。階段脇の迂回路や黒門口側のエレベーターも示されています。園路の状態、エレベーターの稼働状況、利用しやすい回り方は係員に確認してください。各案内所には無料貸出用の車いすが1台ずつあります。予約はできず、貸出中の場合もあり、使用できるのは庭園内だけです。
利用できる園路を歩き、水辺や高低差のある場所では子どもから目を離さないでください。濡れた石や落ち葉、冬の凍結で足元が滑りやすくなることがあります。撮影のために庭石に登ったり、柵を越えたりしないでください。暑い日は日陰で休み、水分を取り、荒天時には臨時閉園などの案内に従いましょう。園内は禁煙で、動植物の採集は禁止されています。次に訪れる人も同じ静かな景色を楽しめるよう、眺めて楽しみましょう。
催事案内では、2026年11月3日が無料開園日、11月14日〜12月6日が紅葉祭、2027年1月2日〜2月14日が冬牡丹の開催期間とされています。10月18日の無料開園日はすでに終了しています。出発前に詳細を確認してください。この日程だけでは夜間開園の時間や、すべての園路が利用できるかどうかはわかりません。
2026年10月1日の案内では、龍仙湖の周辺から色づきが始まり、園内東側へ広がると紹介されています。紅葉シーズン初めの情報であり、訪問日の見頃予想ではありません。台風などの状況により、臨時閉園となることもあります。
各カードは写真、特徴、豆知識が掲載された探索ページにリンクしています。
このスポットの種カードを現在追加中です。
全体像から始めて、ズームインしてこのスポット周辺の個々の野生動物観察を探索しましょう。
[公式の散策案内図](https
//www.tokugawaen.aichi.jp/walking/index.html)を手元に用意しておくと便利です。見どころの位置は確認できますが、距離を計測した散策コース図ではありません。
特別開園に合わせて訪れる場合は、[最新のイベント情報](https
//www.tokugawaen.aichi.jp/event/index.html)を確認しましょう。過去の催事日程や写真だけでは、当日の利用状況はわかりません。
滑りにくい歩きやすい靴がおすすめです。すべての見どころを急いで回るより、池の周りを短く歩いて、ゆっくり休む過ごし方もよいでしょう。
新しい観察が追加されると、最近のスナップがここに表示されます。
Maryland, US
ここで見られるかも オジロジカ、トウブハイイロリス、ショウジョウコウカンチョウ.
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District of Columbia, US
ここで見られるかも トウブハイイロリス、カモ、イエスズメ.
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Illinois, US
ここで見られるかも コマツグミ、カナダガン、イエスズメ.
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Virginia, US
ここで見られるかも マダラヤナギウンカ、ショウジョウコウカンチョウ、トウブハイイロリス.
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