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公園Ibaraki, 日本

筑波実験植物園

筑波実験植物園は、見慣れた葉っぱからも「どうして?

このスポットについて

筑波実験植物園は、見慣れた葉っぱからも「どうして?」が生まれる場所です。似た名前の木なのに、一方は葉を落とし、もう一方は緑のままなのはなぜでしょう。板チョコになる前のカカオは、どんな姿をしているのでしょう。祖先が異なる植物が、よく似た形になることがあるのはなぜでしょう。まずは気になった植物の前で立ち止まり、ラベルを手がかりに、少し先まで考えてみてください。

つくば市天久保にあるこの園は、国立科学博物館の研究・保全施設です。約14ヘクタールの敷地には、手つかずの自然ではなく、丁寧に栽培・管理された植物が集められています。保有する植物は約7,000種類、そのうち一般に観察できるのは約3,000種類です。専門的なコレクションや研究区域のすべてが、自由に見学できるわけではありません。

園内の展示は、大きく二つの考え方で構成されています。「世界の生態区」では、森林、草原、湿地など、生育環境ごとに植物を展示し、温室では乾燥地や熱帯の植物も紹介しています。「生命を支える多様性区」では、食べ物、材料、文化、保全と植物との関わりが見えてきます。植物の名前を詳しく知らなくても大丈夫。初めてなら、並木のプロムナード、屋外の一区画、温室を一つ選び、立ち止まる時間をたっぷり取るのがおすすめです。

家族で訪れるなら、すべてのラベルを読むよりも、いくつかの発見を楽しみましょう。一人ずつ、描いてみたい植物や写真に撮りたい植物を選び、その植物について一つ調べてみるのもよい過ごし方です。ここでは、静かに観察する時間が主役。落ち葉や落ちた実も研究対象の一部なので、その場に残してください。 究極のフィールドガイドを持ち歩きましょう:Snappitアプリで鳥や植物、動物を識別できます。

ここでできること

プロムナードのセコイアとメタセコイアを見比べ、植生を再現した屋外展示や温室の植物を観察しましょう。入口の展示で、その日のおすすめも確認できます。

季節の情報

最新の公開状況や開花情報を確認して計画を立てましょう。クレマチス園は季節限定の公開があり、ショクダイオオコンニャクの開花も一年中見られるものではありません。

アクセシビリティ

公表されている舗装園路マップが計画の参考になります。車いすは空きがあれば予約なしで借りられます。舗装されているだけで段差のない経路とは限らないため、当日使える道を受付で確認してください。

見逃せないポイント

1

プロムナードで見比べたいセコイアとメタセコイア

2

日本の森林や湿地を再現した植栽展示

3

乾燥地・熱帯雨林・水生植物・熱帯資源植物の温室

4

栽培されているシダと、絶滅危惧植物の保全展示

散策とルート

初めての発見:並木、水辺、温室一つ

教育棟でその日のおすすめを確認し、プロムナードを中央広場へ向かって歩きましょう。最新のマップで屋外の水辺を眺められる場所を選び、その後は四つの温室を急いで回るより、一つをじっくり見学してみてください。最後にショップや展示に寄れる時間も残しておきましょう。気になる植物の前では、思い切ってゆっくり過ごすのがおすすめです。

休憩を含めて約2時間

現在の舗装園路と必要な配慮に合わせて、回る順番を受付で相談してください。水辺の道や温室間の経路が、すべて段差なしとは限りません。

もう少しゆっくり、植物の旅

プロムナードの後は、比較的涼しい時間帯に屋外の生態区を見て回りましょう。飲食可能な場所で昼食を取り、その後は温室や資源植物の展示へ。余裕があれば、シダ園や標本の見学スペースも加えてみてください。これは柔軟に組み替える立ち寄り順の提案であり、実測された周回路や、すべてのコレクションに入れることを示すものではありません。

食事休憩を含めて約3〜4時間

屋外の見学はいつでも短く切り上げられます。植栽を横切って近道をせず、最新のマップと職員の案内に従ってください。

園の公式ショートコースを参考に

多言語ガイドブックには「散歩コース」25分、「温室コース」40分、「満喫コース」60分が示されています。現在の通行状況を確認してから、印刷された経路を参考にしてください。時間は計画の手がかりになりますが、家族で解説を読んだり、絵を描いたり、食事をしたりすれば、さらに時間が必要です。このガイドでは距離や累積標高差を示していません。

公式ガイド掲載の目安:25分・40分・60分

色分けされたコースは、バリアフリーを保証するものではありません。別途公開されている舗装園路マップも2015年作成のため、現在の状況を確認してください。

体験・アクティビティ

2本の木を見分ける探偵

プロムナードでラベルを頼りに、メタセコイアとセコイアを1本ずつ選びましょう。枝の形、樹皮、葉を、何も摘まずに見比べます。簡単なスケッチを二つ描き、それぞれ違いを一つ書き添えてみてください。できれば別の季節にも試してみましょう。

身近な品物から植物をたどる

熱帯資源植物温室に入る前に、かばんの中身や朝食から、植物がもとになっていそうなものを三つ挙げてみましょう。ラベルを読むと、作物と身近な品物がつながるでしょうか。味見ではなく、当てっこを楽しんでください。役に立つ植物や食用の植物でも、摘んではいけません。

写真に残す三つの手がかり

園路から、ラベルの付いた植物を一つ選びましょう。全体の姿、目に留まった細部、ラベルを1枚ずつ撮影すると、後から見返す手がかりになります。撮影のために葉を動かしたり、花に触れたり、狭い道をふさいだりしないようにしてください。

持ち帰るのはスケッチだけ

休憩に適した場所で、さっき見た植物を思い出しながら描いてみましょう。忘れかけていた特徴を一つ書き加えるのも楽しいものです。必要なのはノートと鉛筆だけ。落ちたものはその場に残してください。葉を1枚持ち帰ることも、園の研究コレクションの一部を持ち出すことになります。

歴史と発見

セコイアとメタセコイアの下から

プロムナードに植えられたセコイアとメタセコイアを見比べてみましょう。名前は似ていますが、メタセコイアは落葉樹、セコイアは常緑樹です。まず木全体を撮り、それから樹皮や葉の細部に目を向けると違いを見つけやすくなります。毎回、高い枝先まで写真に収めなくても、十分に比較を楽しめます。

日本の生育環境を一区画ずつ

屋外の「世界の生態区」では、森林、草原、湿地など、異なる植物の生育環境を再現しています。一区画を選び、高い木の枝葉、小さな低木、地面近くの草という重なりに注目してみてください。これらは植栽による展示であり、市街地のこの場所に山地や海岸の生態系が自然に成立しているわけではありません。

温室ごとの違いを楽しむ

サバンナ温室、熱帯雨林温室、水生植物温室では、それぞれ大きく異なる生育環境が見られます。選んだ温室に合わせて、水を蓄える形、つるを伸ばす植物、水際で生きる植物などを探してみましょう。熱帯資源植物温室では、作物や材料を通して身近な暮らしとつながります。入る前に、利用できる出入口を確認してください。

チョコレートのもとを木で見る

熱帯資源植物温室のカカオは、子どもと立ち止まるのにぴったりです。幹や枝に直接花を付け、その種子がチョコレートの原料になります。ただし、毎回花や熟した実が見られるとは限りません。まず生きた植物を観察し、それからラベルを読んでみましょう。実は触ったり取ったりせず、そのままにしてください。

シダと保全の展示に、少し長く

シダ園では、葉の形を丁寧に見比べると面白さが広がります。絶滅危惧植物の展示では、生きた植物を育て続けるもう一つの理由に触れられます。クレマチスを目的に訪れる場合は、特別公開の日程を先に確認してください。野生種と園芸品種を含むコレクションですが、春の公開が終わっても、植物園全体が閉園するわけではありません。

博物館の仕事をのぞく窓

自然史標本棟には、骨格標本の収蔵状況をガラス越しに見られる公開スペースがあります。別の建物である標本・資料棟でも、2026年3月から1階の見学スペースが公開され、大型化石の保管状況やCT装置を見られるようになりました。現在の行き方は受付で確認してください。見学できるのは指定されたスペースであり、研究棟全体に自由に入れるわけではありません。

生きた植物の博物館

園が保有する植物は、公開展示されているものだけではありません。来園者に見てもらうだけでなく、研究や保全のためにも育てています。ラベルの付いた植栽や立ち入り制限にも、そうした理由があります。

ラベルから見える分類の変化

園内のラベルには、DNAの情報に基づく分類が使われています。そのため、身近な植物でも、昔の本とは異なる科名が書かれていることがあります。和名だけでなく、学名も見比べてみましょう。

1本の木が大陸をつなぐ

プロムナードには、トチノキを台木に接ぎ木したベニバナトチノキがあります。園の解説では、この雑種の両親と台木をたどると、ヨーロッパ、北アメリカ、アジアの系統が1本につながっていると紹介されています。

湿地の花に隠れた小さな発見

ミツガシワは三つの小葉を持ち、小さな白い花の花びらには目立つ毛があります。園の植物図鑑では、つくばね橋のそばで見られると紹介されています。春に探したい特徴ですが、今日も花が咲いているという案内ではありません。

訪れる季節

春

屋外展示を中心に、新しい葉や林床の花、季節が合えばミツガシワを探してみましょう。クレマチス園は春の公開期間が別に設けられているため、それを目的に訪れる場合は、その年の日程を確認してください。

夏

暑さと湿度に合わせ、予定には余裕を持たせましょう。屋外は短い見学から始め、水分補給の休憩を取りながら、数を多く回るより少数の植物をじっくり観察してみてください。温室が涼しい避暑場所になるとは限りません。

秋

並木に戻り、常緑のセコイアと色づくメタセコイアを見比べましょう。ラベルや当日の展示を手がかりに、草原の植物や実の形にも注目してみてください。公式サイトの晩秋の写真は季節の紹介であり、当日の紅葉状況ではありません。

冬・雨の日

温室の植物や入口の展示、公開中の見学スペースに時間を多めに取りましょう。屋外を移動するための上着を用意し、滑りにくい靴を選んでください。天候のため園路を歩きにくい場合は、見学を短く切り上げましょう。

アクセスと実用情報

天久保へのアクセス

つくば駅に隣接する、つくばセンターバスターミナルからバスを利用できます。園の案内では、つくバス北部シャトルの「天久保(筑波実験植物園)」、またはテクノパーク大穂行きの「筑波実験植物園前」から、それぞれ徒歩約3分です。筑波大学循環の「天久保2丁目」からは徒歩約10分。利用日の路線、乗り場、帰りの時刻は運行事業者に確認してください。車の場合は約120台分の無料駐車場がありますが、特別公開日は混雑を見込んでおきましょう。住所は〒305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1です。

経路を考えたら、利用状況を確認

車いすとベビーカーは、当日空きがあれば予約なしで借りられます。車いすの台数は公式ページ間で記載が異なるため、貸し出しが必須の場合は園に確認してください。受付のある教育棟には、オストメイト対応の多目的トイレとAEDがあります。授乳室は研修展示館の2階です。身体障害者補助犬も同伴できます。公表されている舗装園路マップには園路網や一部の温室への経路が示されていますが、作成日は2015年10月です。現在の路面、傾斜、出入口、利用しやすい経路について相談しましょう。園内を一周できる完全な段差なしの経路や、各階へ介助なしで移動できることは確認していません。

便利な施設と持ち物

入口の教育棟では、園内の案内や季節のおすすめを確認できます。ミュージアムショップ、飲み物の自動販売機、小型ロッカーがありますが、受付で大きな荷物を預かるサービスはありません。研修展示館には植物を楽しく学べる展示があり、企画展の開催時には通常の展示の一部が見られないことがあります。水分、天候に合わせた装備、必要ならお弁当を持参しましょう。イベントによって休憩スペースの利用状況も変わるため、掲示を確認して飲食可能な場所を選んでください。

よく観察して、そのまま残す

公開されている園路を歩き、ロープや柵の内側には入らないでください。落ち葉や落ちた実を含め、植物を採集したり食べたりしてはいけません。水辺では子どもから目を離さず、知らない植物にはむやみに触れないようにしましょう。ペット、喫煙、飲酒、ジョギング、スポーツは禁止されています。身体障害者補助犬は同伴できます。研究区域の出入口には立ち入らず、職員の指示に従い、天候や臨時の柵で歩きにくい場所があれば予定を変えてください。

訪問前の確認

出発前に日付を確認

情報は2026年10月20日に確認しました。現在のお知らせには植物の採集・採食禁止の注意喚起があり、クレマチス園の2026年特別公開は6月10日に終了しています。2025年の温室工事に伴う閉鎖案内は過去のもので、その後、2025年8月に多目的温室の公開再開が発表されています。ただし、これで従来のすべてのスロープや園路が現在も使えると確認できるわけではありません。訪問日の開園カレンダーと受付の案内をご確認ください。

出典と参考リンク

出会えるかもしれない野生動物

4

各カードは写真、特徴、豆知識が掲載された探索ページにリンクしています。

このスポットのスナップマップ

全体像から始めて、ズームインしてこのスポット周辺の個々の野生動物観察を探索しましょう。

マップを読み込み中…

訪問前に知っておきたいこと

目的地は「筑波実験植物園」、住所は天久保で確認しましょう。筑波山とは別の場所です。

歩く順番を決める前に、最新の園内マップと見頃の案内を確認しましょう。予定を変えられる余裕も大切です。

お弁当を食べるなら持参し、飲食可能な休憩場所を利用してください。再入園は受付で相談できます。

葉や花と一緒にラベルも撮っておくと、後で見返す手がかりになります。植栽内に入ったり、園路をふさいだりしないようにしましょう。

よくある質問

いいえ。つくば市天久保にあります。園内には筑波山の植物を紹介するコレクションがありますが、山を歩くコースではありません。このガイドに筑波山の登山道や、水郷筑波国定公園の広域の見どころは含まれていません。
通常は9:00〜16:30で、入園は16:00までです。一般・大学生は320円。18歳未満と65歳以上は、年齢を確認できるものの提示により無料となります。18歳未満の扱いなど、詳しい条件は公式案内をご確認ください。対象となる障害のある方と付き添い1名にも、指定の証明書を提示する無料入園制度があります。
原則として月曜日、祝日・休日の翌日、12月28日〜1月4日です。月曜日が祝日・休日の場合は開園し、祝日・休日の翌日が土曜日・日曜日の場合も開園します。臨時開園などで変わることがあるので、日付入りの開園カレンダーを確認してください。
飲み物の自動販売機はありますが、食べ物の販売はありません。お弁当を持参して飲食可能な休憩場所を利用するか、受付で再入園について相談してください。どの休憩所でも食べられるわけではなく、あずまやは飲食不可と案内されています。
訪問日に開花していると最新のお知らせで確認できた場合に限ります。園では栽培していますが、2026年8月の開花予告や時間延長の案内は、その時期のものです。過去の写真を頼りにせず、最新の「コンニャク日記」を確認してください。
観察して学ぶ過ごし方を計画しましょう。落ち葉や落ちた実を含む動植物の採集、球技などのスポーツは禁止されています。植物を口に入れないでください。ペットは入園できませんが、身体障害者補助犬は同伴できます。

このスポットの最近のスナップ

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