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ハダカイワシ

Hygophum

ハダカイワシの仲間(ハダカイワシ科)は、ほとんどが15 cm未満の小さな深海魚です。おなかや体の側面にならぶ「発光器」という光る器官が、ランタンのように見えることから、英語ではlanternfish(ランタンフィッシュ)と呼ばれます。世界じゅうの海に約250種がすみ、多くの種が夜に数百mも泳ぎ上がって海面近くでえさを食べ、昼は薄暗い薄明層へもどります。ここで見ているHygophum属には9種がいて、オスとメスでしっぽの光の位置がちがいます。

別名 ハダカイワシ類, ハダカイワシ科, ランタンフィッシュ

ハダカイワシの3Dモデルを読み込み中…
ハダカイワシ
wildlifeの特徴バッジdeep seaの特徴バッジaquaticの特徴バッジmigratoryの特徴バッジ
ハダカイワシ

レア度: 一般

オス

ハダカイワシの能力

  • 300〜800 m 夕方に上がる距離(Hygophum hygomii)

  • 下向き 反射板が光を下へ向ける

  • ♂上 · ♀下 しっぽの光(Hygophum)議論中

  • ≈252 種、それぞれ光の並びがちがう

  • 6.2 mm 4.5 cmの魚の目

  • 38 kHz この層を調べる魚群探知機議論中

  • ≈16% 沈む炭素のうち魚が運ぶ分(推定)議論中

科学の絵で見るハダカイワシ

生きたハダカイワシはめったに写真にとれないため、ここではウィキメディア・コモンズの歴史的な科学イラストを紹介します。

数字で見るハダカイワシ

科学者や魚のデータベースがはかった数字です。大きな推定値には大きな幅があります。

ハダカイワシの仲間の種数
≈252
34属;ほかの数え方では245種以上⁠[7, 5]
Hygophum属の種数
9
このカードで見ている属⁠[26]
体長
2〜30 cm
科全体;ほとんどは15 cm未満⁠[5]
Hygophum属の大きさ
最大8.1 cm
Hygophum hygomii、全長;約5.8 cmから成熟⁠[11]
昼の深さ
600〜800 m
Hygophum hygomii⁠[11]
夜の深さ
0〜300 m
Hygophum hygomii、海面から300 mまで⁠[11]
世界の薄明層の魚
1.8〜16 Gt
上のほうの推定値は、世界のすべての漁業の年間漁獲量の約100倍⁠[23, 27, 13]
南大洋
274〜570 Mt
薄明層の魚のバイオマス推定(2022年)⁠[28]
移動する割合
≈50%
薄明層のソナーのエコーのうち;地域により≈20%〜≈90%⁠[18]
魚が運ぶ炭素
≈16%
日光の届く層から沈む炭素のうち、すべての魚、±13%⁠[14]

ハダカイワシのウソとホント

それぞれの文で「ウソ」か「ホント」をタップして、答えを確かめましょう。

8問中0問回答

  1. 「ハダカイワシは地球でいちばん数の多い魚だ。」

  2. 「海底は夜になると上がってくる。」

  3. 「ハダカイワシは、かくれるためにおなかを光らせる。」

  4. 「どのハダカイワシも、ガスの入ったうきぶくろをもっている。」

  5. 「オスとメスのハダカイワシは、まったく同じ見た目だ。」

  6. 「海にハダカイワシがどれだけいるか、科学者は知っている。」

  7. 「どのハダカイワシも毎晩、海面まで泳ぎ上がる。」

  8. 「ハダカイワシは、光でえものをおびき寄せる。」

ハダカイワシの記録

最上級の記録を、それぞれ出典で確かめました。

  • 地球上で最大の移動

    毎日

    ハダカイワシの仲間をふくむ薄明層の動物

    夜に上がり昼に下がる毎日の移動は、地球上で最大の動物の移動と言われています。⁠[15]

  • もっとも種が多い深海魚の科

    約252種

    ハダカイワシ科(Myctophidae)

    深海でもっとも多様な魚の科と呼ばれています。⁠[5, 7]

  • もっとも数の多い脊椎動物

    1.8〜16 Gt

    薄明層の魚、ハダカイワシの仲間が大きなグループ

    中深層の魚をあわせると、地球上でもっとも数の多い脊椎動物と考えられています。⁠[12, 23]

  • 北大西洋の薄明層のトップの魚

    もっとも多い

    Benthosema glaciale(グレイシャー・ランタンフィッシュ)

    北大西洋でもっとも数が多く、もっとも広く分布する中深層の魚です。⁠[31]

  • 世界一周調査でもっとも深い昼の層

    ≈590 m

    南インド洋の散乱層

    ソナーのエコーの昼の平均の深さ。もっとも浅かったのは、酸素の少ない東部太平洋の約350 mでした。⁠[18]

  • いちばん大きなハダカイワシ

    ≈30 cm

    科の中でもっとも大きな種

    ほとんどのハダカイワシは15 cm未満で、この科の最大は約30 cmです。⁠[5]

ハダカイワシの一日

英名Bermuda lantern fishのHygophum hygomiiを、24時間追いかけてみましょう。

  1. 夜明け

    ふたたび深い所へ

    空が明るくなると、捕食者に見つかりにくい暗い深みへ泳ぎ下ります。⁠[15, 11]

  2. 昼

    600〜800 mでひと休み

    昼は深さ600〜800 mですごします。そこには日光がほんの少ししか届きません。鏡のような層のある大きな目が、見るのを助けます。⁠[11, 22, 2]

  3. 午後

    層の中にかくれる

    船の魚群探知機には、この魚と仲間たちが、数百m下の深海散乱層として映ります。⁠[5, 18]

  4. 夕方

    大のぼり

    光が弱まると、数百mも上がります。地球上で最大の動物の移動の一部です。⁠[15, 11]

  5. 夜

    プランクトンパーティー

    海面から300 mまでの間で、動物プランクトン、とくにカイアシ類をぱくりと食べます。おなかの光が輪郭をかくしてくれます。⁠[11, 4, 6]

  6. 真夜中

    しっぽの光

    しっぽの光がまたたくかもしれません。オスとメスで光の位置がちがい、科学者は合図を送るのに役立っていると考えています。⁠[8, 7]

  7. 夜明け前

    炭素をお届け

    おなかをいっぱいにして深い所へ向かいます。深い所での消化と呼吸が、炭素を海面から遠ざけるのに役立ちます。⁠[4, 14]

ハダカイワシ・チョウチンアンコウ類・ムネエソ類

光る深海魚3種。光の使い方は、それぞれまったくちがいます。

ハダカイワシ、深海のチョウチンアンコウ類、ムネエソ類の比較
ハダカイワシチョウチンアンコウ類ムネエソ類
グループ⁠[7, 30, 32]ハダカイワシ科(Myctophidae)、約252種Oneirodes eschrichtii、数あるチョウチンアンコウ類の1種ムネエソ科(Sternoptychidae)、74種
大きさ⁠[5, 30, 32]2〜30 cm、ほとんどは15 cm未満メスは最大29 cm、オスは2.8 cm2.8〜12 cm
発光器⁠[5, 7, 30, 32]おなかと体の側面の発光器の列、さらにしっぽ(種によっては頭)の光メスの額に光るおとりが1つ。光らせているのは細菌体じゅうに発光器があり、下を向いている
光のおもな使い道⁠[6, 7, 30, 32]カモフラージュ、たぶん合図もえものをおびき寄せるカモフラージュ(カウンターイルミネーション)
食べ物⁠[4, 30, 32]動物プランクトン、おもにカイアシ類おもに小さな魚貝虫類、カイアシ類、小さな甲殻類、魚の仔魚
食べ方⁠[5, 30, 32]ほとんどが夜に表層の水へ移動して食べる光るおとり、大きな口、大きな歯夜に上へ移動して食べる種もいる

アンコウ類の情報は1種についてのものです。アンコウ類はとても多様です。

ハダカイワシは絶滅しそうですか?

わかっている範囲では、そうではありません。けれども薄明層は漁業からの関心を集め、気候とともに変化しています。科学者は、まずそれを理解する必要があると言っています。

IUCNレッドリスト

低懸念 (LC)

傾向は不明

Hygophum属9種のうち8種が軽度懸念(Least Concern)に載っています。Hygophum atratumについては掲載を見つけられませんでした。ハダカイワシ類全体をまとめた評価はありません。⁠[11, 17, 33, 34]

IUCNレッドリスト、2012年(H. hygomii、H. benoiti)

脅威

  • これからの漁業

    魚粉、養殖魚のえさ、サプリメントにするために、薄明層の魚をとることへの関心が高まっています。Benthosema glacialeが対象として提案されたことがあります。⁠[27, 24, 31]

  • せまくなる生息地≈39%

    カリフォルニア海流では、あるモデルによると、排出量が多い場合、2100年までに住める薄明層が約40 m(39%)せまくなると予測されています。おもに酸素の少ない水が上がってくるためです。⁠[35]

  • 大きなわからないこと

    薄明層の魚の数の推定値は数倍もちがうため、安全な漁獲の上限を決めるのがむずかしくなっています。⁠[23, 27]

助けになっていること

  • もっと正確に数える

    研究者は、ネット、ソナー、うきぶくろのスキャンを組み合わせ、エコーをより正確な魚の数に直そうとしています。⁠[28, 12]

  • 管理のための遺伝学

    DNAから、Benthosema glacialeは北大西洋と地中海で3つの別々のグループに分かれていることがわかりました。漁業を始める前に必要な情報です。⁠[31]

  • 慎重な進め方

    モデルをつくる研究者は、薄明層での漁業には予防的な取り組みを勧めています。海が蓄える炭素の量に影響するかもしれないからです。⁠[24]

IUCNレッドリストに載るHygophum属の種

  • Hygophum hygomii(英名 Bermuda lantern fish)低懸念

    軽度懸念(Least Concern)、2012年評価。⁠[11, 34]

  • Hygophum benoiti(英名 Benoit's lanternfish)低懸念

    軽度懸念(Least Concern)、2012年評価。⁠[17]

  • ほかのHygophum属6種低懸念

    H. bruuni、H. hanseni、H. macrochir、H. proximum、H. reinhardtii、H. taaningiも軽度懸念(Least Concern)に載っています。⁠[33]

  • Hygophum atratum未評価

    この種のレッドリストのカテゴリーは見つかりませんでした。評価されていないのかもしれません。⁠[33]

ハダカイワシクイズ

12問。答えはすべて、このページのどこかにあります。

第1問/全12問スコア 0

ハダカイワシの光る器官は何と呼ばれますか?

ハダカイワシの図鑑メモ

Snappitの図鑑から、食べもの・食物網・安全・バッジの情報です。

食性と食事

ハダカイワシは、海中を漂う小さなプランクトンや甲殻類を食べる小型の捕食者です。

主な食物

  • カイアシ類
  • オキアミ
  • 端脚類
  • 小さな幼生
  • 採餌方法: 採餌

生態系とのつながり

  • クジラとイルカ捕食される

    多くのクジラやイルカがハダカイワシを食べます。

  • マグロ類捕食される

    マグロの仲間は、ハダカイワシを食べる多くの魚のひとつです。

  • アメリカオオアカイカ捕食される

    アメリカオオアカイカは、ハダカイワシを食べる多くの動物のひとつです。

  • カイアシ類捕食する

    ハダカイワシはこれらの小さな甲殻類を積極的に狩って食べます。

  • ナンキョクオキアミ捕食する

    オキアミを食べるハダカイワシもいますが、移動する種の主なえさはカイアシ類です。

安全性

危険度 1/5 · 非常に低い

ハダカイワシは人間に危害を加えることはありませんが、彼らの生息環境を守るため、遠くからそっと見守りましょう。

特徴

コレクション

分類

界
Animalia
門
Chordata
綱
Actinopterygii
目
Myctophiformes
科
Myctophidae
属
Hygophum

ハダカイワシの情報の出典

研究・参考資料35件 · 確認
  1. de Busserolles F, Fitzpatrick JL, Paxton JR et al. (2013). Eye-Size Variability in Deep-Sea Lanternfishes (Myctophidae): An Ecological and Phylogenetic Study. PLoS ONE 8:e58519.
  2. de Busserolles F, Marshall NJ, Collin SP (2014). The eyes of lanternfishes (Myctophidae, Teleostei): Novel ocular specializations for vision in dim light. Journal of Comparative Neurology 522:1618–1640.
  3. de Busserolles F, Fitzpatrick JL, Marshall NJ et al. (2014). The Influence of Photoreceptor Size and Distribution on Optical Sensitivity in the Eyes of Lanternfishes (Myctophidae). PLoS ONE 9:e99957.
  4. Bernal A, Tuset VM, Olivar MP (2023). Multiple Approaches to the Trophic Role of Mesopelagic Fish around the Iberian Peninsula. Animals 13:886.
  5. Woods Hole Oceanographic Institution, Ocean Twilight Zone. Creature Feature: Lanternfishes.
  6. Paitio J, Yano D, Muneyama E et al. (2020). Reflector of the body photophore in lanternfish is mechanistically tuned to project the biochemical emission in photocytes for counterillumination. Biochemical and Biophysical Research Communications 521:821–826.
  7. Martin RP, Carr EM, Sparks JS (2024). Variation in lanternfish (Myctophidae) photophore structure: A comprehensive comparative analysis. PLOS ONE 19:e0310976.
  8. Froese R, Pauly D (eds). Hygophum reinhardtii. FishBase (version 2025).
  9. Anctil M, Case JF (1977). The caudal luminous organs of lanternfishes: General innervation and ultrastructure. American Journal of Anatomy 149:1–21.
  10. Herring PJ (2007). Sex with the lights on? A review of bioluminescent sexual dimorphism in the sea. Journal of the Marine Biological Association of the United Kingdom 87:829–842.
  11. Froese R, Pauly D (eds). Hygophum hygomii, Bermuda lantern fish. FishBase (version 2025).
  12. Dornan T, Fielding S, Saunders RA et al. (2019). Swimbladder morphology masks Southern Ocean mesopelagic fish biomass. Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences 286:20190353.
  13. Irigoien X, Klevjer TA, Røstad A et al. (2014). Large mesopelagic fishes biomass and trophic efficiency in the open ocean. Nature Communications 5:3271.
  14. Saba GK, Burd AB, Dunne JP et al. (2021). Toward a better understanding of fish‐based contribution to ocean carbon flux. Limnology and Oceanography 66:1639–1664.
  15. Woods Hole Oceanographic Institution, Ocean Twilight Zone. Migration in the Ocean Twilight Zone.
  16. Froese R, Pauly D (eds). Hygophum hanseni. FishBase (version 2025).
  17. Froese R, Pauly D (eds). Hygophum benoiti, Benoit's lanternfish. FishBase (version 2025).
  18. Klevjer TA, Irigoien X, Røstad A et al. (2016). Large scale patterns in vertical distribution and behaviour of mesopelagic scattering layers. Scientific Reports 6:19873.
  19. Mullan R, Davis AD, Sutton TT et al. (2023). An Investigation into the Mechanism Mediating Counterillumination in Myctophid Fishes (Myctophidae). The Biological Bulletin 244:63–69.
  20. Davis AL, Sutton TT, Kier WM et al. (2020). Evidence that eye-facing photophores serve as a reference for counterillumination in an order of deep-sea fishes. Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences 287:20192918.
  21. Davis MP, Holcroft NI, Wiley EO et al. (2014). Species-specific bioluminescence facilitates speciation in the deep sea. Marine Biology 161:1139–1148.
  22. de Busserolles F, Marshall NJ (2017). Seeing in the deep-sea: visual adaptations in lanternfishes. Philosophical Transactions of the Royal Society B: Biological Sciences 372:20160070.
  23. Proud R, Handegard NO, Kloser RJ et al. (2019). From siphonophores to deep scattering layers: uncertainty ranges for the estimation of global mesopelagic fish biomass. ICES Journal of Marine Science 76:718–733.
  24. Oostdijk M, Elsler LG, Van Deelen J et al. (2024). Modeling fisheries and carbon sequestration ecosystem services under deep uncertainty in the ocean twilight zone. Ambio 53:1632–1648.
  25. Wu Q, Xiang P, Wang C et al. (2025). Diversity of lanternfish (Myctophidae) larvae along the Ninety East Ridge, Indian Ocean. PeerJ 13:e19144.
  26. WoRMS Editorial Board. Hygophum Bolin, 1939 (AphiaID 125823). World Register of Marine Species.
  27. Hidalgo M, Browman HI (2019). Developing the knowledge base needed to sustainably manage mesopelagic resources. ICES Journal of Marine Science 76:609–615.
  28. Dornan T, Fielding S, Saunders RA et al. (2022). Large mesopelagic fish biomass in the Southern Ocean resolved by acoustic properties. Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences 289:20211781.
  29. Woods Hole Oceanographic Institution, Ocean Twilight Zone. Creature Feature: Bristlemouth.
  30. Woods Hole Oceanographic Institution, Ocean Twilight Zone. Creature Feature: Anglerfish.
  31. Quintela M, García‐Seoane E, Dahle G et al. (2024). Genetics in the Ocean's Twilight Zone: Population Structure of the Glacier Lanternfish Across Its Distribution Range. Evolutionary Applications 17:e70032.
  32. Woods Hole Oceanographic Institution, Ocean Twilight Zone. Creature Feature: Hatchetfish.
  33. GBIF Secretariat. IUCN Red List categories for Hygophum species (GBIF Backbone Taxonomy, iucnRedListCategory API).
  34. Wikidata. Myctophidae (Q1975704); Hygophum (Q2174813); Hygophum hygomii (Q1107519).
  35. Iglesias IS, Fiechter J (2025). Projected 21st century compression of mesopelagic habitat in the California current. Scientific Reports 15:26626.

よくある質問

ハダカイワシを見分けるには?

体の形、ひれの位置と輪郭、口の位置、縞模様や斑点を見ましょう。幼魚と繁殖期の成魚では模様が変わることがあり、水槽の色違いの品種は野生の魚とまったく違って見えることもあります。 魚識別:写真をアップロードして、写っている特徴を比べましょう。

ハダカイワシの長さは何ですか?

2-30 cm

ハダカイワシの体重は何ですか?

0.001-0.05 kg

ハダカイワシの寿命は何ですか?

1-5 年

ハダカイワシは何を食べますか?

ハダカイワシは、海中を漂う小さなプランクトンや甲殻類を食べる小型の捕食者です。

ハダカイワシは通常どこに生息していますか?

深海

ハダカイワシはどのように狩りをしますか?

採餌

ハダカイワシの最大深度は何ですか?

1000 m

ハダカイワシとは何ですか?

ハダカイワシ科(Myctophidae)の小さな深海魚で、発光器(光る器官)の列から英語ではランタンフィッシュと呼ばれます。すべての海に約252種がいて、ほとんどは15 cm未満です。

ハダカイワシはなぜ光るのですか?

おもにカモフラージュのためです。おなかの光が、下にいる捕食者から輪郭をかくします(カウンターイルミネーション)。種ごとの光のパターンやしっぽの光は、たぶん仲間を見分けたり合図を送ったりするのにも役立っていますが、それは証明しにくいことです。

ハダカイワシはどのくらい深い所にすんでいますか?

昼、ほとんどの種は深さ約200〜1,000 mの薄明層にいます。Hygophum hygomiiは昼は深さ600〜800 mですごし、夜は海面から300 mまでの間に上がってきます。

海にはハダカイワシが何匹いますか?

正確にはだれも知りません。あるモデルは、ハダカイワシの仲間が大きな割合をしめる薄明層の魚全体を約18億〜160億トンと見積もり、発表されている推定値は約10億〜200億トンの範囲です。

ハダカイワシを食べるのは何ですか?

多くの動物です。マグロ、サメ、ほかの深海魚(ほかのハダカイワシもふくむ)、クジラ、イルカ、サケ、ペンギン、アメリカオオアカイカなどです。

深海散乱層とは何ですか?

ソナーを強く反射する海の層で、動物の大群でできています。その多くが、ガスの入ったうきぶくろをもつハダカイワシの仲間です。夜は上へ、昼は下へ動き、初期のソナー利用者は海底とまちがえました。

ハダカイワシは人間に危険ですか?

いいえ。ほとんどが15 cm未満の小さな魚で、沖の深い所にすんでいます。見られるのは、せいぜい調査船の上か博物館くらいです。

ハダカイワシを漁でとっていますか?

今のところほとんどとっていません。薄明層の魚は、ほとんど利用されていません。でも、魚粉、養殖のえさ、サプリメントにするためにとることへの関心が高まっていて、わからないことが多いので、科学者は慎重にするよう求めています。

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