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マントヒヒ

Papio hamadryas

マントヒヒ(Papio hamadryas)は、アフリカの角とアラビア半島の南西部にすむ大型の旧世界ザルです。乾いた岩だらけの土地でくらし、夜はがけでねむります。おとなのオスは銀灰色のマントのような毛をまとい、顔とお尻はピンクがかった赤色。メスの体重はオスの半分にもとどかず、毛はオリーブがかった茶色です。古代エジプトの人びとはマントヒヒを知恵の神トートの聖なる動物とし、はるか遠いプントの国からヒヒを運ばせました。

別名 ヒヒ, ハマドリアスヒヒ, 狒狒

マントヒヒの3Dモデルを読み込み中…
マントヒヒ
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マントヒヒ

レア度: 一般

おとなのオス

マントヒヒのすごい能力

  • 2音 おとなのオスのほえ声

  • 4 32本の歯のうちの犬歯

  • 31以上 顔と体のサイン

  • 4種類 地中の食べもの

  • 2 毎月食べられていた植物

  • 11 1つのバンドが使ったねぐらのがけ

  • ≈10年 マントとピンクのお尻がそろうまで

本物のマントヒヒ

写真はウィキメディア・コモンズから。そのうち4枚で3Dモデルの色を変えられます。

  • 銀灰色のマントをもつマントヒヒのおとなのオス
    おとなのオス銀灰色のマント、白いほおひげ、ピンクがかった赤い顔とお尻。体重は約21.5 kg。ワンメイル・ユニットをひきいるか、「フォロワー」のオスとしてユニットについていく銀色のマントをまとったおとなのオス(サウジアラビア). 写真: Nick Shields, CC BY 2.0
  • オリーブがかった茶色の、マントヒヒのおとなのメス
    おとなのメスオリーブがかった茶色でマントはなく、体重は約9.4 kgでオスの半分ほど。オスのユニットでくらす。多くは、別のオスにユニットを乗っ取られたときだけ新しいユニットへうつるおとなのメス(エチオピア、アワシュ国立公園). 写真: Charles J. Sharp, CC BY-SA 4.0
  • オリーブがかった茶色の毛をした、マントヒヒの若いオス
    子どもおとなのメスと同じオリーブがかった茶色。若いオスは、約10歳で一人前になるまでこのすがたのままです。朝、なかまと遊んだり、追いかけっこをしたり、毛づくろいをしたりする若いオス(エチオピア、アワシュ国立公園). 写真: Charles J. Sharp, CC BY-SA 4.0
  • 黒っぽい赤ちゃんを運ぶマントヒヒのメス
    赤ちゃんを連れた母親生まれたばかりの赤ちゃんは体重600〜900 gで、毛は黒。生後半年から1年ほどでオリーブがかった茶色に変わります。母親の毛にしがみつき、群れが移動するときはいっしょに運ばれる赤ちゃんを運ぶ母親(エチオピア、アワシュ国立公園). 写真: Charles J. Sharp, CC BY-SA 4.0
  • おたがいに毛づくろいをする2頭のマントヒヒ
    毛づくろいでなかよしに(サウジアラビア)写真: Nick Shields, CC BY 2.0
  • 1頭だけでいるマントヒヒのおとなのオス
    おとなのオス銀灰色のマント、白いほおひげ、ピンクがかった赤い顔とお尻。体重は約21.5 kg。ワンメイル・ユニットをひきいるか、「フォロワー」のオスとしてユニットについていくひとりぼっちのオス(サウジアラビア). 写真: Nick Shields, CC BY 2.0
  • エチオピアの乾いた土地の道ばたにいるマントヒヒたち
    アフデラとアワシュのあいだのヒヒたち(エチオピア)写真: Ji-Elle, CC BY-SA 3.0
  • ソマリアのマントヒヒ
    ソマリアの野生のすがた写真: Tony King, CC BY 4.0
  • ヘラブルン動物園のマントヒヒ
    ヘラブルン動物園(ドイツ、ミュンヘン)写真: Diego Delso, CC BY-SA 3.0

数字で見るマントヒヒ

科学者や動物園がはかった数字を、イメージしやすいくらべっこといっしょに紹介します。

体重
≈21.5 kg
オスの体重はメスの2倍以上⁠[1, 2]
頭胴長
61〜76 cm
これに38〜61 cmのしっぽがつく⁠[1]
寿命
≈20年
野生の場合。動物園では約31年、最長記録は37.5年⁠[2, 20]
妊娠期間
≈172日
約5か月半。ふつう1頭を産む⁠[1, 20]
生まれたとき
600〜900 g
黒い毛で生まれる⁠[1]
ワンメイル・ユニット
2〜23
頭。平均は約7頭⁠[1]
がけに集まるトループ
数百頭
サウジアラビアの町の近くでは500頭をこえるトループも⁠[2, 10]
1日に歩く距離
6.5〜19.6 km
GPSでの記録は少なくとも20.6 km⁠[1, 10]
行動圏
≈75 km²
エチオピアの約230頭のバンドの場合⁠[17]
歯
32
そのうち4本が犬歯⁠[7]

マントヒヒのウソ・ホント

それぞれの文が「ウソ」か「ホント」かタップして、答えをたしかめてみましょう。

8問中0問回答

  1. 「ヒヒは類人猿である。」

  2. 「大昔、人間がマントヒヒをアラビアへ連れていった。」

  3. 「古代エジプト人は、プントという国から船でヒヒを運んできた。」

  4. 「ヒヒはエジプトの神と結びつけられていた。」

  5. 「ヒヒがあくびをするのは、いつもねむいときだ。」

  6. 「ヒヒにえさをあげるのは、ヒヒを助けるやさしい行動だ。」

  7. 「マントヒヒの赤ちゃんは黒い色で生まれる。」

  8. 「ヒヒの群れには、みんなに命令する王様が1頭いる。」

マントヒヒの4段階の社会

このように何層にもなった社会が見つかっているのは、おもに3つのグループの霊長類です。一部のヒヒとゲラダヒヒ、アジアのリーフモンキーの一部、そしてヒトです。

  • ワンメイル・ユニット

    家族の基本となるグループ。リーダーのオス1頭とメス1〜9頭、その子どもたちで、全部で2〜23頭です。メスはふつう何年も同じユニットにとどまります。ある研究では、その期間の中央値は40か月でした。⁠[1, 19]

  • リーダーのオス

    ユニットをひきい、毛づくろいをいちばん多く受けます。メスがユニットをうつるのは、たいてい別のオスに乗っ取られたときで、自分で選んでではありません。⁠[1, 19]

  • フォロワーのオス

    ユニットについて回る若いオス。リーダーとフォロワーは、母方で血がつながっていることが多いです。⁠[1, 27]

  • クラン

    いっしょに行動するいくつかのユニット。エチオピアのフィロハでは、1つのバンドが7〜13ユニットずつの2つのクランに分かれていて、乗っ取りのほとんどはクランの中で起きました。⁠[1, 26, 19]

  • バンド

    いっしょに移動して食べものをさがす、いくつかのクラン。フィロハでは約200頭でした。食べものが少ないときは、バンドはクランやユニットに分かれます。⁠[26, 28]

  • トループ

    夜に同じねぐらのがけを使うバンドの集まり。全部で数百頭になります。⁠[1, 2]

マントヒヒの1日

がけから水場へ、そしてまたがけへ。毎日がそのくり返しです。

  1. 日の出

    がけの上で目ざめる

    トループは岩だなの上で目をさまします。子どもたちは追いかけっこをして遊び、みんなユニットの中で毛づくろいをします。⁠[2]

  2. 7時までに

    出発

    エチオピアでは、バンドはふつう朝7時までにねぐらのがけを出発します。⁠[17]

  3. 朝

    行き先を決める

    リーダーのオスたちが、ある水場の方向へ歩き出します。ほかのヒヒは同じ方向に進んで賛成したり、別の方向へ進んで別の水場に「投票」したりしているようです。⁠[1]

  4. 昼前

    分かれて食べものさがし

    食べものが少ないときは、バンドはクランやワンメイル・ユニットに分かれて散らばります。根や球茎をほり、アカシアの花やヤシの実をつみます。⁠[28, 1, 13]

  5. 午後

    水を飲んでひと休み

    とくに乾いた時期には、トループはまた集まって水を飲みます。群れがいちばん大きくなるのは、ヒヒがいちばん危険にさらされる水場とがけです。⁠[2]

  6. 一日じゅう

    長い道のり

    1日に歩く距離は、合わせて6.5〜19.6 kmです。⁠[1]

  7. 18時までに

    がけにもどる

    バンドはふつう18時までにねぐらのがけに着きます。エチオピアのあるバンドは、11か所のがけを使っていました。⁠[17]

  8. 日の入り

    毛づくろいと集合

    ユニットが集まって数百頭のトループになり、ねる前にもう一度毛づくろいをします。⁠[2]

  9. 次の朝

    みんなでいれば安心

    夜に天敵の声が聞こえたあとは、バンドは分かれる前に、いつもより長くいっしょにいます。⁠[28]

古代エジプトのマントヒヒ

エジプトに野生のヒヒはいませんでした。それなのに、ヒヒは3000年以上にわたってエジプトの美術に登場します。

  1. 紀元前3150〜3100年ごろ

    初期の小さな像

    ナルメル王の時代のヒヒの小像は、もっとも古いヒヒの像のひとつです。⁠[23]

  2. 紀元前2480年ごろ

    プントへの船

    サフラー王の時代の浮き彫りには、サルを連れ帰るためにプントへ向かった、知られているかぎり最初の航海がえがかれています。⁠[23]

  3. 紀元前1473〜1458年ごろ

    ハトシェプスト女王のヒヒ

    ハトシェプスト女王の神殿の浮き彫りには、プントから帰る船に乗ったマントヒヒがえがかれています。⁠[23]

  4. 紀元前1390〜1353年

    巨大な像

    アメンホテプ3世は、ヘルモポリスに珪岩でできた35トンのヒヒの像をいくつも建てました。⁠[24, 23]

  5. 何世紀にもわたって

    トートの動物

    ヒヒは文字と知恵と月の神トートをあらわし、頭に月の円盤をのせてすわった姿でよくえがかれました。両手を上げたヒヒは、のぼる太陽にあいさつする姿としてえがかれました。⁠[23, 24]

  6. 紀元前800〜540年ごろ

    サルの谷

    テーベ近くのガッバーナト・エル=クルードでは、少なくとも36頭のヒヒが飼われ、ミイラにされました。骨を調べると、日光が足りず、栄養の悪い食事でくらしていたことがわかります。⁠[29, 24]

  7. 2020年

    ミイラの化学

    古いほうの2体のミイラにふくまれる酸素とストロンチウムは、今のエチオピア、エリトリア、ジブチと、ソマリアやイエメンの一部にまたがる地域と一致しました。そこはプントだった可能性がとても高いのです。⁠[23]

  8. 2023年

    ミイラのDNA

    サルの谷のミイラのDNAは、今エリトリアにすむマントヒヒと一致しました。ヒヒのふるさとは今のエリトリアで、おそらくアドゥリスの港から運ばれたと考えられます。⁠[24]

マントヒヒの記録

「いちばん」と記録の持ち主を、それぞれ出典とつき合わせて確認しました。

  • いちばん北にすむヒヒ

    ヒジャーズ山地

    マントヒヒ

    サウジアラビア。これより北にすむヒヒはいません⁠[2, 10]

  • アラビアでただ1種の野生のサル

    1種

    マントヒヒ

    アラビア半島にもともとすむ、ヒト以外のただ1種の霊長類⁠[10, 22]

  • アフリカの外にすむ唯一のヒヒ

    13万〜1万2000年前

    マントヒヒ

    アラビアへわたった時期⁠[21]

  • めずらしい社会のしくみ

    4段階

    マントヒヒ

    ユニット、クラン、バンド、トループ。おもに3つのグループの霊長類に見られるしくみ⁠[26, 30]

  • いちばん大きなヒヒの像

    35トン

    アメンホテプ3世のヒヒ像(ヘルモポリス)

    1体あたり。珪岩をほってつくられた⁠[24, 23]

  • 記録上いちばんの長生き

    37.5年

    人に飼われていたオス

    野生ではふつう約20年⁠[20, 2]

  • 1日にいちばん長く歩いた記録

    20.6 km

    GPS首輪をつけたオス(サウジアラビア)

    少なくとも。たった1日で⁠[10]

マントヒヒ・アヌビスヒヒ・チャクマヒヒをくらべよう

ヒヒは6種います。なかでもマントヒヒは、銀色のマント、ピンクの顔、そしてめずらしい社会で目立っています。

マントヒヒ、アヌビスヒヒ、チャクマヒヒの比較
マントヒヒアヌビスヒヒチャクマヒヒ
学名⁠[11, 31, 8]Papio hamadryasPapio anubisPapio ursinus
すんでいる場所⁠[1, 31, 8]アフリカの角とアラビア半島南西部もっとも分布が広いヒヒ。アフリカの広い範囲アフリカ南部
おとなのオス⁠[1, 31, 8]≈21.5 kg≈25 kg26〜31 kg
おとなのメス⁠[1, 31, 8]≈9.4 kg≈14 kg≈15 kg
オスの毛⁠[1, 31, 8]銀灰色のマントオリーブがかった灰色。体の前側にたてがみたてがみはなく、首の後ろの毛が少し長いだけ
顔とお尻の皮ふ⁠[1, 31, 8]ピンクから赤こい灰色から黒紫がかった黒
群れ⁠[4]クラン・バンド・トループの中にワンメイル・ユニットたくさんのオスとメスからなる群れたくさんのオスとメスからなる群れ
生まれた群れを出るのは⁠[4]おもにメスオスオス
IUCNレッドリスト⁠[32, 33, 34]低懸念低懸念低懸念

エチオピアのアワシュ川流域でマントヒヒとアヌビスヒヒが出会う場所では、2種がまじり合って雑種が生まれています。

マントヒヒに出会ったときの注意

ヒヒは力が強く、かしこく、大きな犬歯をもっています。遠くから静かに見ていれば、たいていは気にもとめません。

  • えさはあげない

    おやつもダメ

    人があげる食べものやゴミのせいで、ヒヒは家や車、畑をあらすようになります。サウジアラビアのある地域の調査では、住民の86%が「ヒヒにえさをあげるのは有害だ」と答えました。⁠[25, 10]

  • 近づかない

    きょりをとろう

    マントヒヒは、人が近づくと攻撃的になることがあります。じゅうぶんにはなれて、ぜったいにさわろうとしないでください。⁠[2]

  • 見つめない

    見つめるのはおどし

    ヒヒにとって、じっと見つめられるのはけんかを売られたのと同じ。落ち着いて目をそらし、ゆっくりはなれましょう。⁠[2]

  • 食べものをかくす

    かばんもゴミ箱も閉める

    見える場所にある食べものや、ふたのないゴミは、ヒヒを引きよせます。食べものはしまい、ゴミはしっかり閉じておきましょう。⁠[25, 10]

  • 15分

    かみ傷・ひっかき傷は洗う

    動物にかまれたりひっかかれたりしたら、おとなに知らせて、傷口を石けんと水で少なくとも15分間洗い、すぐに病院でみてもらいましょう。⁠[35]

マントヒヒは絶滅危惧種?

いいえ。広い範囲にすんでいて、サウジアラビアの一部ではふえています。大きな課題は、人とどう共存するかです。

IUCNレッドリスト

低懸念 (LC)

アフリカの角とアラビア半島南西部に広く分布し、動物園の専門家は数が安定しているとしています。サウジアラビアでは、野生の地域の数が1989年の約1079頭から2025年には1万9500頭近くまでふえ、さらに2万4000頭以上が町のまわりでくらしています。⁠[32, 36, 2, 10]

IUCNレッドリスト(2016年評価、2019年公表)

脅威

  • 農家とのトラブル3.84

    ヒヒはときどきヒツジやヤギをおそいます。エチオピア北部のボレナ・サイント国立公園のまわりでは、300世帯が、5年間に1世帯あたり平均3.84頭の家畜がおそわれたと答えました。⁠[37]

  • ゴミと人からの食べもの24,000+

    サウジアラビアでは今、2万4000頭以上のヒヒが町のまわりでくらし、ゴミ捨て場や畑、観光地で食べものをあさっています。そのため、被害や人へのこうげき、病気の心配が生まれています。⁠[10, 25]

  • 研究のための捕獲(過去)

    マントヒヒは、かつて医学研究のためにたくさんつかまえられました。今は、いくつかの地域的な脅威があるだけです。⁠[2]

助けになっていること

  • がまん強いお隣さん93.9%

    ボレナ・サイントの調査では、93.9%の世帯が、家畜を失った仕返しにヒヒを殺したことはありませんでした。⁠[37]

  • えさやり禁止とゴミ対策

    研究者は、人びとへの教育、ゴミのきちんとした管理、そして殺さずにヒヒを遠ざける方法をすすめています。⁠[25]

  • 家畜の番をしっかり

    地域の人びとが中心になった計画、家畜の世話の改善、公園職員との共同の見回りで、被害をへらせます。⁠[37]

  • GPSで追跡

    サウジアラビアのヒヒにつけたGPS首輪から、町があると移動のしかたがどう変わるかがわかり、管理の計画づくりに役立っています。⁠[10]

マントヒヒのなかま

  • ギニアヒヒ準絶滅危惧

    「低懸念」になっていない、ただ1種のヒヒです。マントヒヒと同じように、オスよりもメスが生まれた群れを出ることが多く、群れが何百頭も集まることがあります。⁠[38, 4]

  • アヌビスヒヒ低懸念

    もっとも分布の広いヒヒ。エチオピアではマントヒヒと出会い、まじり合います。⁠[33, 31, 1]

  • チャクマヒヒ低懸念

    アフリカ南部にすむ大型のヒヒ。⁠[34, 8]

  • ゲラダヒヒ低懸念

    名前にヒヒとつきますが本当のヒヒではなく、エチオピア高地にすむ親せきです。やはり何層にもなった社会をつくります。⁠[39, 30]

マントヒヒクイズ

全12問。答えはすべてこのページのどこかにあります。

第1問/全12問スコア 0

おとなのオスの、銀灰色の長い毛のケープを何とよぶでしょう?

マントヒヒの図鑑メモ

Snappitの図鑑から、食べもの・食物網・安全・バッジの情報です。

食性と食事

マントヒヒは、おもに植物を食べます。草、種、根、果実、花などです。昆虫も食べ、肉はめったに食べないおまけです。

主な食物

  • 草の葉
  • 木の根
  • 果実
  • 昆虫
  • 花
  • 採餌方法: 採食

生態系とのつながり

  • ヒョウ捕食される

    ヒョウは木の上や地上でヒヒを待ち伏せする、隠密行動が得意な捕食者です。

  • コシジロイヌワシ捕食される

    ワシは岩棚からヒヒの子供をさらうことがあります。

  • サバンナアカシア食べる

    ヒヒは、この乾燥に強い木のさや、葉、花を食べます。

安全性

危険度 3/5 · 中程度

ヒヒを観察するときは常に安全な距離を保ち、絶対に触ったりエサを与えたりしないでください。

特徴

コレクション

分類

界
Animalia
門
Chordata
綱
Mammalia
目
Primates
科
Cercopithecidae
属
Papio

別名

ヒヒ · ハマドリアスヒヒ · 狒狒 · Papio hamadryas

マントヒヒの情報の出典

研究・参考資料39件 · 確認
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  2. San Diego Zoo Wildlife Alliance. Hamadryas baboon (Papio hamadryas). Animals & Plants.
  3. Huber HF, Ford SM, Bartlett TQ, Nathanielsz PW (2015). Increased aggressive and affiliative display behavior in intrauterine growth restricted baboons. Journal of Medical Primatology 44(3):143–157.
  4. Fischer J, Higham JP, Alberts SC, et al. (2019). Insights into the evolution of social systems and species from baboon studies. eLife 8:e50989.
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よくある質問

マントヒヒを見分けるには?

耳、鼻先、尾、足、毛の模様を比べてみましょう。近くに比べるものがないと大きさは判断しにくく、子どもの哺乳類はまだ成獣の毛色になっていないこともあります。 哺乳類を調べる:写真をアップロードして、写っている特徴を比べましょう。

マントヒヒの長さは何ですか?

70-140 cm

マントヒヒの体重は何ですか?

10-37 kg

マントヒヒの寿命は何ですか?

20-30 年

マントヒヒは何を食べますか?

マントヒヒは、おもに植物を食べます。草、種、根、果実、花などです。昆虫も食べ、肉はめったに食べないおまけです。

マントヒヒは通常どこに生息していますか?

乾燥した岩だらけの土地。半砂漠、ステップ、草原で、がけや岩場があるところにすんでいます。

マントヒヒの一度の出産数は何ですか?

1-2

マントヒヒは危険ですか?

力が強く、大きな犬歯をもち、人が近づいたときや、人から食べものをもらえると覚えてしまったときには攻撃的になることがあります。遠くから見るだけにして、ぜったいにえさをあげず、じっと見つめないでください。動物にかまれたりひっかかれたりしたら、おとなに知らせて、傷口を石けんと水で少なくとも15分間洗い、病院でみてもらいましょう。

マントヒヒは何を食べますか?

おもに植物です。アカシアの花・たね・葉、ドームヤシの実、草、それにほり出した根やいも(塊茎)、球茎などを食べます。昆虫も食べ、とくにバッタの大群が来たときによく食べます。ときどき小さな動物を食べることもあります。

古代エジプトでヒヒが神聖だったのはなぜですか?

マントヒヒは、文字と知恵と月の神トートの聖なる動物でした。エジプトには野生のヒヒがいなかったので、エジプト人はヒヒを外国から運びました。はじめはプントの国から、のちには今のエリトリアから、おそらくアドゥリスの港を通して運ばれました。たくさんのヒヒがミイラにされました。

マントヒヒはどこにすんでいますか?

アフリカの角(エリトリア、エチオピア、ジブチ、ソマリア、スーダン東部)と、アラビア半島南西部の山地にある、乾いた岩の多い半砂漠やステップ、草原にすんでいます。アラビアにいる野生のサルはマントヒヒだけです。

ヒヒのお尻が赤いのはなぜですか?

ヒヒのお尻には、かたい皮ふでできた毛のないクッションが2つあり、「尻だこ」とよばれます。マントヒヒではそのまわりの皮ふがピンクから赤色で、オスのお尻は約10歳で一人前になると、あざやかなピンクになります。

ワンメイル・ユニットとは何ですか?

マントヒヒの家族のグループのことで、リーダーのオス1頭とメス1〜9頭、その子どもたちからなります。いくつかのユニットが集まってクランに、クランが集まってバンドになり、同じねぐらのがけを使うバンドどうしでトループになります。

マントヒヒの寿命はどれくらいですか?

野生では約20年、動物園では約31年です。記録上もっとも長生きしたのは人に飼われていたオスで、37.5歳まで生きました。

マントヒヒは絶滅危惧種ですか?

いいえ。IUCNレッドリストでは「低懸念」とされ、サウジアラビアでは数が急にふえています。おもな問題は、農作物や家畜、ゴミをめぐる人とのトラブルです。

観察場所

発見を持ち帰ろう

マントヒヒを見つけましたか?

Snappitで撮影して種類を調べ、発見をコレクションに残せます。

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