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葉や針状の葉が数枚ついたままの小枝を選び、球果、果実、種があれば一緒に写しましょう。冬は、空を背景にしたぼやけた樹冠ではなく、芽と樹皮を撮ってください。




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木は、1年を通して違う手がかりを見せてくれます。夏の葉はつき方を教えてくれ、葉の落ちた冬の小枝は芽と枝分かれを見せてくれます。樹皮、球果、果実が補足してくれます。撮る角度を選べるなら、1枚だけ離れた葉を撮るのではなく、葉や小枝がつながっている部分を入れてください。

葉序とは、小枝に沿った葉や芽の並び方のことです。向かい合ってつく木もあれば、1枚ずつ互い違いにつく木もあります。この単純な特徴は、葉の形よりも大切なことが多いので、並び方が分かるように短い小枝を入れましょう。

複葉は、1枚の葉がいくつかの小葉に分かれたものです。確かな手がかりは、葉全体の葉柄が小枝につながる付け根にある芽です。小葉の付け根には芽がありません。これは、セイヨウトチノキ、トネリコ、クルミなどの木で、とくに役立ちます。

樹皮は木が育つにつれて変わります。若い幹や上のほうの枝はなめらかでも、古い幹は筋状、板状、はがれ状、溝状になります。若い木か成木か、樹皮が幹のものか枝のものかも書き留めておけば、樹皮の写真はとても役に立ちます。

葉がなかったり傷んでいたりするときは、芽や種がいちばん分かりやすい手がかりになることがよくあります。芽の形、色、小枝についている位置は、特徴的なことがあります。翼果(カエデの「ヘリコプター」)、堅果、蒴果などの果実や、針葉樹の球果は、地面に落ちているものよりも、木についたままのもののほうがとくに役に立ちます。

どちらも、ぱっと見は手のひらのような形です。カエデの葉は、1本の葉柄に切れ込みのある1枚の単葉です。セイヨウトチノキの葉は、指のように1点から広がるいくつかの別々の小葉でできています。芽を確認しましょう。トチノキの芽は、個々の小葉ではなく葉全体の付け根にあります。

マツの針状の葉は、束生(短枝)と呼ばれる小さな束になって生え、束の根元は撮っておくと役立つ部分です。鱗片状の葉をもつ針葉樹は、小さな葉が重なりながら小枝にぴったりつき、平たい枝先になっていることがよくあります。ネズの仲間には、鱗片状の葉と、とがった幼葉の両方をもつものもあるので、1枚だけ離れた葉ではなく、ついたままの小枝どうしを比べてください。

ヨーロッパでよく見られるこの2種は、似た楕円形の葉をもちます。ヨーロッパブナは、たいてい縁がゆるやかに波打ち、ほとんどなめらかですが、セイヨウシデは縁に鋭い重鋸歯があり、側脈が深く刻まれています。芽や、傷んでいない葉を数枚確認することも大切です。アメリカブナなど、ほかのブナは縁の鋸歯がもっとはっきりしています。

葉のない木でも、手がかりはたくさんあります。芽、小枝の並び方、葉がついていた跡の葉痕、残っている果実や球果を見ましょう。芽が対生か互生かで、候補はすばやく絞れます。低い冬の日差しは、遠くから撮った夏の樹冠の写真よりも、樹皮の質感をよく見せてくれます。
常緑は単に針葉樹という意味ではなく、針葉樹がいつも常緑というわけでもありません。たとえばカラマツやラクウショウは、毎年秋に針状の葉を落とす針葉樹です。冬の写真では、全体のシルエットを広く写すより、芽や、枝分かれの様子が分かる短い小枝のアップのほうが、たいていは多くを教えてくれます。

ごく若い木は、最初の葉が成木の姿と合わないことがあるため、成木より名前を調べにくいことがあります。子葉は、発芽してから最初に出る葉で、その木の本当の葉とはまったく違って見えることが多く、幼葉は、とても細かったり、なめらかだったり、やわらかかったりします。実生を撮るときは、古い葉1枚だけでなく、茎の根元と、いちばん新しい本葉を入れてください。
観賞用の木には、さらに別の要素があります。紫色の葉、深く切れ込んだ葉、枝垂れる枝、とてもコンパクトな樹形などは、人が選んで作った名前つきの庭の品種、つまり園芸品種を示していることがあります。写真から、その下にある種や属は分かるかもしれませんが、正確な品種名まで決めるには、葉の細部、樹形、季節、ときには苗木店や植栽の記録が必要になります。

葉柄が小枝につながる部分を入れましょう。その1か所で、対生か互生か、そして単葉か複葉かが分かります。

樹皮は、遠くから木の形を撮るのではなく、幹を近くから均一な光で撮りましょう。強い影は避け、似た写真を何枚もアップロードするより、いちばん鮮明な1枚を選んでください。

常緑樹は、針状の葉の束や鱗片状の葉の並びが分かるように、小さな枝先をつなげたまま撮りましょう。球果や実のような果実を同じフレームに入れると、貴重な2つ目の手がかりになります。
多くの場合は見分けられます。とくに特徴的な葉で、小枝の一部がついたままならなおさらです。形だけで見分けるのは、思われているより確実ではありません。いちばんよいのは、葉の付け根、葉柄、近くの芽が写り、葉が小枝に対生か互生かも分かる1枚です。
芽、小枝の並び方、葉痕、樹皮、そして残っている球果、木の実、ぶら下がった果実を見ましょう。木全体の写真よりも、小枝の短い一部のほうが役に立つことがよくあります。何枚も撮ったら、冬の特徴がいちばん鮮明に写った1枚をアップロードしてください。
樹皮がとても特徴的なら見分けられることもありますが、樹齢が関わります。のちに深い割れ目や板状の模様ができる種類でも、若いうちの樹皮は地味に見えます。樹皮が役に立つのは、写真が鮮明で近くから撮れていて、幹か枝かが分かっているときです。同じ木でも、幹と枝では違うことがあります。
いいえ。ヒイラギやウバメガシのように、1年中緑色の広葉樹はたくさんありますし、カラマツのように、毎年秋に針状の葉を落とす針葉樹もあります。常緑かどうかを主な手がかりにせず、葉の種類を見ましょう。広い葉か、針状の葉か、小枝にぴったりついた小さな鱗片状の葉かです。
若い木には、成木と違う幼葉がよくあります。発芽したあとの最初の葉は、単純な形だったり、違う形だったりしますし、小さな植物には、種類を確かめるための樹皮、芽、花、果実がまだない場合もあります。背丈ではなく、新しく出たばかりの部分を見てください。
とても特徴的な園芸品種なら目立つこともありますが、品種は種よりも見分けにくいのがふつうです。葉が似ているものが多く、違いは樹形、花の色、果実、苗木の来歴といった部分に表れることがあります。名前のついた園芸品種でも、結果が種や属までにとどまるのは妥当です。
葉柄が小枝につながる部分に芽があるか探しましょう。その芽は、本当の葉の付け根を示します。複葉では、小さな部分が小葉で、小葉の付け根には芽がありません。カエデの葉とセイヨウトチノキの小葉を取り違えないための、いちばん手っ取り早い方法です。
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